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手持ち機材についてグダグダ語る

こんにちは!

コロナ禍で引き籠ることが多く、その分悶々と自問自答を繰り返す時間も必然的に多くなってきました。というかシラフの時間が長くなったという方が正しいけど。

ライブ/制作用の機材について少し思うところがあったので、自戒を込めて振り返ってみます。

メイン機

Elektron / AnalogRytm(初代)

リズムの中核。個人的にこの機材の一番の強みは内蔵のアナログコンプだと思ってます。Ratio1:8の若干深めにかけて、Kit間のバランスをそこから整える…といった感じで触ることが多いです。Tomを無理矢理ベースラインにしてます。

Elektron / AnalogFour(初代)

最近はコード~パッド系専門で鳴らしてます(EGとGateLengthの違いなので自分の中では同じ音)。最近音源部のマニュアルを読み込んでいろいろと発見があった。とにかく深すぎて一生使いこなせない自信があります。

Elektron / Digitakt

ドラム/コード/スタブ/パッド以外という感じです。そもそも展開があるのかないのかわからないようなGranular加工っぽく鳴らすのが最近は好きかもです。あと金物系はPCMだと結構音が立つのでサンプルの方が使いやすいかも…?909の音源の使い分けみたいな感じ。出来合いのサンプル突っ込むだけだと、現場で鳴らすと正直AR/A4に喰われてしまうので(ゲインで上げてすむ話でもない)次回の現場に向けてコンプなりEQの追い込みが必要だと感じています。巧い人はこれで箱揺らすからほんとすごい。自分は全然まだまだです。

余談ですがAR/A4/OTのMK2BKはクソかっこいいですね!とても手が出ないですが…

サブ機

KORG / minilogueXD

何でもできる!わけではないですが、プリセットきいた限りでもめちゃくちゃポテンシャルの高い機材だと感じてます。要は可能性を引き出せてない自分の力量が足を引っ張ってるわけですが。音はいい意味でパンチがないです。あと現場で場所とるのも若干会場を選ぶかなという感じ。

moog / DFAM

一期一会。ツマミも相当に品質が高いのと径が大きいのもあって非常に繊細な調整ができるので、スイートスポットが狭いというより、パラメーターのレンジが広い感覚。現場ではクロックの1:1だか1:2だかの話とmidi→syncの変換でまだ自分なりの落としどころを見つけられてません。コンプ効いたARに普通に張り合えるの、これがmoogか…!という感じがしてます。今度の野外には持ってかないかな~絶対パッチケーブル無くすもん。

対抗機種とか気になってるのとか音作りの可能性とかいろいろ

音源方式や機材のキャラを除けば、たぶんこの手持ち機材とLiveでやれないこと、出せない音はほとんどなくてきっとまだ身に余る段階なんでしょう。VCOはアナログ基準とはいえAFとXDだけでPWM、FM、RM、XMまでそれっぽいことはできるのでこれで出せない音は単純に力量不足と思うようになりました。キャラ被りしてないか?と言われると否定しきれないのですが、XDの素直なU/Iに音作りの勉強させてもらっていて、その後に他のシンセ触るとMNGするよりも遥かに音の幅が広がるということにようやく気付きました。

またアナログ以外の音源でドラムマシンではElektron model:cycles/Machinedrumなんかも気になっていたのですが、ARもそれっぽいことができるのでまあいっかな…という気持ちになってます。YouTubeで見た限りでもたぶんMD/m:cよりもARの方が突き詰めても好きな音が出そうってことでとにかくこいつを極めようと素直に思えるようになりました。3年目に突入しそうですが、いまだに底が知れないバケモノシンセです。

https://www.elektrondistributiongroup.com/products/elektron-model-cycles

FMで買うならKORG OpsixかElektron Digitoneかな…来年あたり行っちゃいそうな気がしないでもないです。あんまりElektronばっかになってもなという気持ちと、可搬性とのせめぎあいですかね。DigitoneKeys…?そんなのありましたね…

https://www.elektron.se/digitone-ja/

https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/opsix/

Wavetableは波形を自分で読み込むことができた方がいいのかな?って思ったんですが、Liveのマニュアルで相当テーブルを絞り込んだと書いてあったので、まあサウンドデザイナーが選んだ波形を素直に使うのがいいのかなと思ったり…Waldorf Quantumとか触ってみたいですけどね~置き場所もだし何よりお値段…MusicEaselくらいしますしね。スペック読んだだけでもまじで来世まで遊べそうな気がしますアレ。黙ってLiveの純正かSerum買えって言われたら身も蓋もないんですが。

https://fukusan.com/products/waldorf/quantum/

というわけで、触りたい&かっこいいなと思う機材はめちゃくちゃあるんですが、ライブセットなり制作なりは手元の環境をDigitaktという強力無比なサンプラー&シーケンサーがいる限り、余程のことがなければちょっとライブ用機材は当面打ち止めかもしれません。ハードで持ってなくても、Liveで音作ってDigitaktに放り込めばいいじゃん!ってなってます。ちなみにライブセットにPC持ち込むのはいまのところ安定性が信頼できないので若干拒否反応が出てます。こないだ試しでやってみたんですけどね…midiコンのセッティング含めてまだまだ詰めが甘いなって感じでした。プラグイン回さずにオーディオ化してるんでしょうか?フリーズしても実質内部処理ではオーディオ化してるって聞いたことあるしな…この辺はいろんな人捕まえてやり方構築していきたいです。

いまは音環境のベースアップに切り替えて、スピーカー、ミキサー、あとオーディオインターフェースで打ち止めかな。RMEのBabyfaceProFSを考えてましたが、他社も視野に入れたうえで同社のFirefaceUCXを狙うことにしました。MOTU UltraLiteMK5とか気になりますけどね…どうなんでしょう。UCXと倍くらい違いますもんね。

というわけで、次回は手持ち機材のポテンシャルを引き出すべく最近ようやく向き合い始めた音楽理論とか情報源とか、インプット/アウトプットのバランスとかを整理したいと思います。グダグダ語りましたが、たぶん続きます。

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