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697-冬の乾燥対策

妊婦さんの冬の過ごし方というインタビューがありました。基本的には妊婦さんでも、妊婦さんでなくても皆同じです。

ただ妊婦さんの場合、外敵から子供を守るために過敏になっている、また刺激に対して反応が強くなるという傾向はあります。

冬の過ごし方としては、乾燥しないために、部屋の湿度を50%位に保ちたいですね。そのための工夫としては、
①加湿器を使う
②濡れタオルを下げる
③霧吹きを使う
があります。

もともと部分的に乾燥が強い方や、全体的に乾燥がある方はいらっしゃいますが、この関東の冬の強い乾燥は、万人の皮膚を壊します。

少しでも皮脂がなくならないようにそっと洗い、徹底的な保湿が望まれます。40度以上のお湯では、皮脂がどんどん取れてしまうので、極力この時期は洗いすぎにならないように気をつけていきましょう。

どのくらいが洗いすぎかは、それぞれの皮膚によって違うのですが、すねが白く粉を拭く、お風呂に入るとピリピリしたりするのは、洗いすぎていると考えてください。手でなでるように洗う位で充分です。

乾燥の自覚があるのなら、朝晩2回保湿剤を塗るのが原則です。背骨の近くは一般的には皮脂が多いのですが、その他はあまり多くはありません。皮脂が少ない部位は、必ず外から守りを高めるために保湿をします。

保湿の仕方は、クリームなどを皮膚割線に沿って横に塗るのが基本です。朝晩塗ってもピリピリする時は、日中もさらに塗るのが望ましいです。また水分もしっかり摂ってください。

この冬も乾燥対策頑張っていきましょう。

私のクリニック目白
院長 平田 雅子

私のクリニック目白 | 豊島区にある皮膚を通して全身を診る女性のためのクリニック。JR山手線目白駅から徒歩1分。皮膚科、美容皮膚科、内科・アレルギー科、PRP、フォトRF、アートメイク、エムセラ(尿漏れ治療)、高濃度ビタミンC点滴、美容注射、遅延型アレルギー検査、腸内フローラ検査、微細がん検診、心療内科・カウンセリング。女性医師がお話をよく伺って診察いたします。患者さまご本人の希望を反映しながら、自分らしく過ごせるようにライフデザインするのが「ライフデザインドクター」の務めと考えています。2003年の開業時より女性医療と美容医療を提供しております。美しい皮膚は、日々の健康から。 豊島区にある皮膚を通して全身を診る女性のためのクリニック。JR山手線目白駅から徒歩1分。皮膚科、美容皮膚科、内科・アレルギ www.watashino.jp