問題に飽きない慣れない

慣れや飽きって恐ろしいもので、"ネタ"として変わり映えがしなくなったら事態は深刻していっているのにスルーされたりする。
大きな話で言えば、円安ドル高の進行とかもそうだし(ちょっと前のほうが騒がれてなかったですか?)、会社で言えば「よくあるユーザーからの苦情」とかもそう。

案外、問題に気づかれた時や事態の悪くなり始めた時が最もニュースバリューが高いので騒がれて、以降はいつものこと扱いされたりして、全然事態は改善されていないのになぜかぬるーっと見過ごされたりする。

こういうことがないように気をつけたいし、時には「あの件なんだけどさあ」と蒸し返したり、期の変わり目などで「やっぱりこの問題はちゃんと解決するべきだよね」と着目し直したりする、そのために問題の整理と評価をし直す場を設定するのが大切だと思う。

また構造的な側面では、新卒社員を入れてフラットな目線をもらったり、チームの体制が変わることでもう一回やるかというモチベーションを上げたり、中途の方に新しい風を求めるといったりするのはこういう背景があると思う。

ともあれ、「今さら……」とか思わずに、「問題は問題であり解決すべき」というフラットな視点とフレッシュな気持ちを持って、問題に慣れず飽きずに向き合いたい。


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