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胎内記憶の種類:その②【受精(受胎記憶)、精子記憶、卵子記憶】編

こんにちは、
赤ちゃんのメッセージを届けて結ぶ胎内記憶教育セラピスト
ちひろ
です。

前回の記事では、「胎内記憶の種類その①」と題して、胎内記憶とはどんな記憶なのか?また、新生児・乳児記憶、誕生記憶、胎内記憶に分けてお話ししました。

今回は、【胎内記憶の種類その②】についてお伝えします。

胎内記憶の種類:その②【受精(受胎)記憶、精子記憶、卵子記憶】編

胎内記憶には9つの種類があります。
※太字(4・5・6)が今回のテーマです。

  1. 新生児・乳児記憶

  2. 誕生記憶

  3. 胎内記憶

  4. 受精(受胎)記憶

  5. 精子記憶

  6. 卵子記憶

  7. 中間生記憶

  8. 前世記憶

  9. 重複記憶

実は、受胎の時、精子だった時、卵子だった時、の記憶を持っている方がいらっしゃいます。

「それはない!」と思われるかもしれませんが。

日本コミュニケーション心理セラピー協会の代表土橋優子さんのスコーレ幼稚園でも、子どもたちに「たまごさんまで、どうやって辿り着いたかやってみてぇ」と声をかけると、子どもたちは一人を守りながら卵まで辿り着く演技を即興でやってくれたりするそうです。

大人になると頭で考えてしまうので思い出せる人、記憶として残っている実感のある人は少ないかもしれませんが、私たちは経験してきたということが、大人になって教科書で習った通りのことを何も教わっていない子どもたちがサラッとやってしまうところを見るとそうかもなぁと思われるのではないでしょうか?

また、病気を手放すためのセッションをやっているとこういった記憶にたどり着くこともあります。

それでは、順番に見ていきましょう!

④受精(受胎)記憶

ノースウエスタン大学 受精で光り輝く瞬間

受精(受胎)記憶とは、受胎する瞬間の記憶のことです。

お腹の中に入ったとき、「光った」と表現する子がいます。すごいことでもないような、自分が光った記憶ってなんだ!?と思ったり、反応は様々かと思いますが、受胎した瞬間を記憶しているとしたら、この光は何のことだか気になりますよね?

科学誌サイエンス・リポートに発表されたノースウェスタン大学が主導する研究論文を知っていますか?また、受胎する瞬間の写真を見たことがありますか?

この論文では、精子の酵素によって性化されたヒトの卵子は、その瞬間爆発的な亜鉛の火花を発生させる、 という研究結果が発表されました。新しい生命が生まれた瞬間光ることが科学的に最近になって発見されたのです。新しい命の誕生の瞬間の光りだなんて神秘的ですよね。

この子がその瞬間の体験を覚えているとしたら、本当に素敵なことです。

⑤精子記憶

精子記憶とは精子だった頃の記憶です

日々罪悪感に苛まれている方のカウンセリングをしてたら、周りを犠牲にして自分だけ生き残ってしまった、自分一人だけ生きていて良いのか?たくさんの人を犠牲にして生きているのだから、みんなの人生も背負って生きていかなければという想いにたどり着いたそうです。

これがまさに精子だった頃の記憶でした。卵子にたどり着いた精子そのものだったのです。その後、心理的に適切な処置をしご自身の人生を楽しく生きれるようになったそうです。

カウンセリングをしていると、ご自身でも疑うような記憶が湧き上がってくることがあります。胎内記憶を持っている自覚がなくても、私たちの記憶の奥にしまってあるのかもしれないな。と感じるお話しでした。

⑥卵子記憶

卵子記憶とは卵子だった頃の記憶です

 ある時、「私、寒いお部屋にいてね隣で仲良くしていた子がどんどんいなくなるの」とお話ししてくれた子がいたそうです。その子はまさに不妊治療の末に授かった子でした。大人なら卵子を凍結保存して受精卵をお母さんのお腹に戻す方法があること知っていると思いますが、子どもは知る由もありません。


皮膚に関する研究の数々

土橋優子さんも最近胎内記憶のことを「肌感覚」と言い換えることがありますが、生理学では皮膚は「第二の脳」と言われることもあるそうで、肌感覚というのは脳みそ(記憶)とも密接な関係があることがわかっています。

身体心理学の山口創先生の『子供の「脳」は肌にある』では、子どもの心肌にあるからスキンシップがとても大切だということも書かれています。また、『皮膚は「心」を持っていた』では、皮膚は全ての感覚のベースとなり全身で感知することができる。快や不快、不安や喜びや興奮などいろいろな感情とも直結しているのが触覚であると言える。と書かれています。

皮膚科学研究者で工学博士の傳田 光洋先生は
皮膚は考えいて、気持ちと密接で五感とも身近な存在だ。そして目でなくても“光”を捉え、耳でなくても“音”を聞き、舌でなくても“味”を知るという感覚が備わっていることがわかってきた皮膚の存在は自分の内と外を区別するために不可欠。そのため、もし皮膚感覚を失うと「私」を認知できなくなり、自己を喪失してしまうという。などなど、皮膚に関する驚く仕組みをたくさんお話ししておられます。

世界を見ても、皮膚に関する驚くような様々なことが研究で分かってきているそうです。皮膚のびっくり研究の一つに耳に似た音に応答する仕組みがあり、耳には聞こえない高周波の音までも受け取り感じることができると分かっているそうです。聴覚は耳だけではないだなんて驚きですよね。

そして、自分と他を分ける境界線(表面)がある状態ならば、大きくてもどんなに未完成で小さい状態でも、外の情報がインプットされて、生まれた後、言葉になってその時の感覚がアウトプットされるのではないか?そう考えることもできると思うのです。

まとめ

今回は、9種類の胎内記憶のうち、④受精(受胎)記憶、⑤精子記憶、⑥卵子記憶について、ご紹介させていただきました。

次回は、⑦中間生記憶、⑧前世記憶、⑨重複記憶についてご紹介させていただきます。

どうぞお楽しみに♫

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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