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大阪、岸和田に残る日本唯一の明智光秀の肖像画

10年ほど前に大阪の岸和田の町に行く機会があった。
岸和田と言えば「だんじり」が有名だけれど、訪れたのは「だんじり」が終わった時期だった。
ちょうど、岸和田の町歩きが開催されたからである。
岸和田駅前に集合。

最初に目指したのは駅前通り商店街。

このアーケード街の一角に、あるのがこちらの店。
デザイナーのコシノ三姉妹の生家があったところ。
当時の雰囲気の店を再現している。
今回は中に入らずに前を通り過ぎるのみ。

商店街を抜けて次に目指したのは、とあるお寺。
今回の町歩きのメインはこちらのお寺である。

お寺の名前は本徳寺。
ぱっとみるとごく普通のお寺。

門前にある説明版に近づいてみると、下記のような説明が記載されている。

実はこちらのお寺は日本で唯一残る、明智光秀の肖像画を所有している。
明智光秀の肖像画と言えば、教科書で一度場見たことがあるだろう。

まさか、こちらのお寺が所蔵されていたとは、驚きである。
しかし何故、岸和田のお寺に?
と考えるだろう。

説明版によると、明智氏の息子が現在の貝塚市に海雲寺を建立したそうな。
時代を経て、このお寺が現在の場所に移ってきて名前を本徳寺と変えたそうな。

お寺に入り、ご住職の説明を聞いてから明智光秀氏の肖像画を拝見した。

その後、本徳寺を後にして、町歩きは続いた。
最終目的地の、蛸地蔵駅に到着。

駅舎にはめ込まれた合戦の様子を描いたステンドグラスを見てから、解散。

面白い体験ができて満足した一日だった。

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