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UberがMaaS向けのSaaSを外販へ

Uberが公共交通機関にむけてソフトウェアの外販ビジネスを開始した。同社は、今後公共交通機関をはじめとしたライド・ハイリング事業を支える技術を他社にも提供するとしている。Uberは公共交通機関のデータを表示し、顧客が複数の交通手段を組み合わせてスムーズに利用できるように一部の地域でチケット購入を可能にする機能などの提供をすでに行なっていた。今回はさらに一歩踏み込んだ提携のようだ。


Uberによるとカリフォルニア州のマリン郡の公共バス会社が、Uberのソフトウェアライセンスを購入する最初の顧客となったという。

Uberは米国カリフォルニア州マリン郡の公共バス会社マリントランジットと提携し、郡内のUberアプリ内で公共交通機関のスケジュールや割引を利用できるようになるという。また乗り換え駅から目的地までの最後の1マイルを移動するライダーにバウチャーを提供する。

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マリントランジットのゼネラルマネージャーであるナンシー・ウィラン氏は、2年間の契約で8万ドルの費用をUberに対して支払うという。過去に同社は同じく配車アプリ大手のLyftやViaとも提携を発表しており、同分野においての戦略提携の常連だ。


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