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上場直前のアントフィナンシャルの株に投資家群がる= FT

上場前のアントファイナンシャルの株式取引が活発化しているという。ファイナンシャルタイムズが関係者の話として伝えている

アントGroupの香港と上海での新規株式公開は、世界最大級の増資となる予定で、現在同社の株価は非公開ながら、Pre IPOディールとして活発に商談が行われているという。中国のテクノロジー企業のデュアル・オファリングは、早ければ来月にも行われる可能性がある。先週上海で規制当局からの承認を得た後、来週半ばまでに香港の上場委員会に提出する予定だと飲み方がある。同社は、少なくとも10%の株式を提供し、全体の市場評価額を2000億ドルから3000億ドルの間で確保することが期待されている。

「取引前に現在の所有者から株式を購入するなど、投資家の需要が急増している。誰もがアントの株を欲しがっている。」、そうFT紙に証言するのは中国のウェルスマネージャーであるHywin Wealthの香港での国際事業の最高経営責任者であるニック・シャオ氏だ。

同氏によると他の多くの取引とは異なり、顧客は評価額を気にしないというある顧客は、予定価格で2億ドルを投入することを意図していたとシャオ氏は付け加えた。

別の香港を拠点とするブローカーは強い買い意欲を報告した。あるウェルスマネージャーは、名前を明かさなかったが、顧客の投資額を増やすために融資を提供しているという。

また、既存のAntの既存の投資家の中にも参加したいと考えている者がいる。Antはこの夏の終わりに、上場期間中に売却、保有、購入のいずれかを希望するかどうかを株主にアンケート調査を行った。ファンドに詳しい人によると、少なくとも1つの国際的なヘッジファンドが株式の追加取得を選択したとのことだ。

Antは、中国ではモバイル決済を支配しており、金融商品のデジタルスーパーマーケットとなっているAlipayアプリに711mの月間ユーザーをもたらすためのゲートウェイとなっている。ユーザーは、クレジットで購入し、投資信託に投資し、確立されたグループを介して保険を見つけることができる。



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