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失恋13日目~頭が上がらないほどの落ち込みと吐き気と、それ以上の光をくれる先生と

今日は0時過ぎまでの残業となり、少し前に帰りつきました。
皆様いかがお眠りでしょうか? すいれんです。

今日はそれなりにさわやかな朝だったのですが、朝礼でオンコールの報告をした際、日曜日に入った患者さんの臨時往診をあさイチに入れたことも報告しなければならず、往診について『先生が行かなきゃダメですか?』発言のあとだったため、そのことを伝えただけで全体力を使ってしまい、疲れ切ってのスタートとなりました。
さらに吐き気も再燃。

せっかく先生とドライブ気分で診療に出掛けられる環境にあるというのに、頭を持ち上げられないほどの落ち込みで仕事のスタートを切ってしまいました。

先生は終始心配してくれましたが、お昼ごはんについても、約束していた来訪者の方を空港に見送りに行く、と言われたので、仕事以外の時間を共にできないことがつらく、重苦しい態度を続けてしまいました。

午前の診療終了後、先生はコンビニに寄られ「何買う?」と。
気分が落ちに落ちていたし吐き気もするので「なにもいらないです」と、なんとも最低な返答をしてしまいました。
それなのに、そんなわたしに先生は「ジャスミンティー買ってくるわ」と言い、ご自分はサンドイッチとコーヒーを購入し戻ってこられました。
そして「たまご食う?」とたまごサンドをわたしにくれました。

こんなにやさしい人にこれ以上すねた態度を見せてはいけない。

そう思いましたが、午後もやはり元気が出ません。
これはもう仕方ないです。
しかし、そうはしたくないという思いもあるので、
「先生、ごめんなさい。ちゃんと元気出さないと…」と伝えました。

午後の診療は順調で、わたしも笑顔で頑張れました。

「仕事は楽しい」とわたしが言うと、先生も「すいちゃん仕事中はずっと楽しそうやったで」と言っていました。

今日の最終診療は17:45に終了。
まっすぐ帰っても18:00は少し過ぎる時間でした。
先にマネージャーの女に診療の終了と戻り時間を連絡しておき、なにも文句を言われることなく帰着。
先生はお疲れモードで「先にちょっと寝るわ」と話されたので、わたしは処方箋の処理、明日の診療予定者の準備などをしていました。
マネージャーの女が帰ると先生は「すいちゃん焼肉いける?」と訊きました。
「寝なくていいの?」と訊くと、先生は「食べてから寝る」と笑って言いました。

充実した仕事、良い診療、先生のやさしさに、わたしの吐き気はすっかり治まっていました。

食事の間、先生は「あいつらカスだと思ってるのにおだてたり褒めたりして、すいちゃんは嫌な気持ちになってるんやろうなぁと思った」と言いました。
先生の愛情を感じました。
確かにこれまでずっと嫌な気持ちになっていました。
わたしにめちゃくちゃするやつを先生が褒めているのは裏切られたような気持にもなりました。
でも必ずそのあとわたしだけに本当のことを言ってくれていた。
だから大丈夫だと思っていたのですが、それでも先生にはわたしの感情の揺れ動きが感じられたのだと思います。

『この人を絶対に大切にしよう』

そう強く思いました。

食べ終えてクリニックに戻り、先生は少し仕事をしたあと寝に行かれ、「30分したら起こして」と言いましたが、自分の作業が落ち着いて先生は確認だけで済むところまで…と思っていました。
30分後に一度先生の様子を見に行きましたが、まだ眠りが深いようだったし、自分の作業もまだ終わっていなかったので、1時間くらいして終了した時点で再び先生を見に行くと起きそうな様子だったので声を掛けました。
先生は起きるとすぐにわたしが作成した書類を「見ようか」とデスクに戻られました。
1時間半くらい一緒に仕事をしてひと段落つくと、先生は大阪の病院時代のお話をされました。
先生のことを知ることは嬉しいものでした。
先生が病気をして倒れた時のこと、その後のこと、もちろん『娘が』とか『カミさんが』という言葉がポンポン出てきましたが、先週までのように嫉妬の感情が起こることはありませんでした。
先生の話を聞くことが、ただ嬉しかった。

帰りの車ではずっと微笑んでいたわたし。

いまのわたしは十分幸せなのだと思えた日でした。

恋は続きます…

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