note066「アイヌと縄文」ーもうひとつの日本の歴史/私の本棚(1)から
みなさんこんにちは。「言葉のちから」という名のnoteを書いているmina@ことばの垣根をこえるひと です。このnoteにお越しくださったご縁に感謝いたします。
さて今日は、「アイヌと縄文」を取り上げます。ちくま新書の一冊で、瀬川拓郎氏が書いておられます。
このnoteでは言葉そのものに着目しています。そこで、自宅にあるさまざまな本の紹介をしながら、どのあたりのジャンルがみなさんの関心の対象になっているのかを拝見しつつ、いずれ目指している翻訳に関する話につなげようと試行錯誤しているところです。
まず土台になる日本語の現場、というと大袈裟かもしれないですが、どんな本が読まれているのか、狭い範囲であってもみていきたいと思っているので。
最近、youtubeで見た記事によれば、古代の地図をGoogleで見ることができることがわかったそうで、この記事を今ここで読んでくださっているみなさんにもすでにご存知の方がおられるかも、ですね。2万年近く前でしょうか、1万年以上前でしょうか、海面が今よりも150mくらい?低かった頃、日本列島が沖縄や宮古島あたりと地続きだったことがわかるというのです。
だから、アイヌ民族が沖縄などの民族と共通している、という話もお伽話というわけではないということ。船がどうこういうよりも、地続きだったら歩いていけるでしょってこと。
いつかはこの本を取り上げてみようと思っていたのがこのタイミングにつながったのかな、と勝手に想像したからなんです。それならば、大昔に地続きだったと言われる北海道、本州、四国、九州はもちろんです。
ということで、目次からまいります。
はじめに
第1章 アイヌの原郷 ー 縄文時代
第2章 流動化する世界 続縄文時代(弥生、古墳時代)
第3章 商品化する世界 擦文時代(奈良、平安時代)
第4章 グローバル化する世界 ニブタニ時代(鎌倉時代以降)
第5章 アイヌの縄文思想
ここで、今日使わせていただいた写真をアップしてくださっているyamamotravelさんのnoteをご紹介します。縄文のことを話題にしようと思った時、イメージにぴったりだなあと思って使わせていただきました。yamamotravelさん、ありがとうございます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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