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note054/2020年「新世界システム実現」のための言霊設計学/私の本棚(1)から

 

【はじめに】

 みなさんこんにちは。「言葉のちから」という名のnoteを書いているmina@ことばの垣根をこえるひと です。このnoteを訪れてくださったご縁に感謝いたします。

 さて今日は、七沢賢治氏の「2020年『新世界システム実現』のための言霊設計学」を取り上げます。ヒカルランドから2012年10月31日に発行されました。目次は次の通りです。

【目次】

1 はじめに 言霊は高次の国策
第1章 五階層に秘められた宇宙の基礎設計
第2章 日本語の言霊による新たな宇宙の創造
第3章 言霊による問題解決法/「構文の五階層」による言霊の設計
第4章 言霊は音霊となり、現実を変える
第5章 形霊は言霊を形として発振する
終章 言霊による「人類の未来」の設計

【日本語の方が外国語より劣るという誤解】

よく日本語と外国語を比べるとき、日本語の方が劣っているという人がいるということを聞いたことがあります。これは、以下のような点を根拠にしているのかな、と思う部分があります。

 日本語の表現は論理的正確性に欠ける傾向があり、事物のあり方を厳密かつ正確に表示できないと指摘する声もあります。そう指摘する人々は、日本語と日本人には非論理的傾向があり、そのせいで近代に至るまで哲学や法律学が発達してこなかったと主張します。
 しかし、それは西洋的な哲学や法律の考え方を表現するのに日本語が向いていないというだけであり、むしろ、日本語でしか表現できない「日本哲学」や「行動規範」が存在するとはいえないでしょうか。

ということです。

ほかにも、興味を引く部分がありましたので、抜粋して紹介させていただくことにします。

【ヲシテ文字の実在を想定する人がいる】

 事実、近年の調査では、古墳などから文字のように見える記号が発見されており、また、ヲシテ文字にかんしては、その実在を想定することで大和言葉の語源をうまく説明できるともいわれています。そこで、漢字渡来以前にも何らかの文字が存在していたと考える研究者も決して少なくはないようです。

(中略)

 同氏によると、文字様の文様が刻まれた古代の石は日本各地に500個近くあるとされ、それらの中には、シュメール文字やシナイ文字、フェニキア文字として読めるものが存在しているとのことです。
 そして、そのことから、それらの文字が使われていた中近東の人々が古代において日本にまで到達していたか。あるいは逆に、日本で生まれた文明が世界に伝播していった可能性を指摘しています。



ここまでお読みいただきありがとうございます。

はじめましての方は、【自己紹介させてください】へどうぞ。


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