ウクライナへのロシア侵攻中のFacebook投稿保存 3/18 分 戦争の悲惨。悲惨な戦争について。


3月18日 0:59 ·
プライバシー設定: 自分のみ


あれから考えたのだが、ポーランドの首脳に、NATO幹部の了承なしに、勝手に「NATO平和維持部隊をウクライナに派遣しようか」という提案をさせにキエフ、ゼレンスキーに送りこんだのは、アメリカ、バイデン政権で、そのことを指示しに、カマラ・ハリスはわざわざポーランドまで来たんだと思うなあ。
 ここ最近、ゼレンスキーがNATO加入を断念して、ロシアのラブロフ外相がそれを評価して、停戦交渉が前進しそうなのが、アメリカは嫌だったんだと思う。
「NATO加入、断念するなよ、平和維持部隊を送るからさ」っていう話を持ち込むこと自体、ロシアとウクライナの停戦交渉の邪魔じゃん。NATO軍がウクライナ領内に入ることが、ロシアがいちばん嫌なことなんだから。ゼレンスキーがそれを受け入れたら、停戦交渉、すべておじゃん。
 で、NATOの中でもドイツやフランスは、別にウクライナがNATOに入らんでもいいと思っているし、早く停戦させたいわけだから。
 ドイツフランスには無断で、アメリカがポーランドに「NATO平和部隊」っていう話をしてこいって、やらせたとしか思えん。
 なんでかというと、プーチンが倒れるまで戦争を長引かせよう、停戦させまいとしているんだと思う、バイデンは。
 口ではきれいごと言っているけれど、バイデンにとっては「プーチンを倒すためには、プーチンへの憎悪をもっとかき立てるのが大事で、そのためにはキエフの悲惨な市街戦が長引くほどいい」って考えているの、間違いないもんな。
 1999年のNATOのセルビア空爆を立案、指示したのも、バイデンじゃんな。あいつ、本物の戦争屋じゃん。プーチンも戦争犯罪人だけれど、バイデンも同様、ひどい戦争犯罪人じゃんね。
というのが、合理的な読みだと思うよな。


3月18日 1:54 ·
プライバシー設定: 自分のみ

さっきの番組を見てくれた××さんとコメント欄でやりとりしているうちに、大事なことを書いたので。
これね、最後の20秒くらいのやりとりを見たうえで、番組冒頭の、現地に残っている日本人の人へのインタビューを思い出すと、宇都さんと伊勢崎さんが、「どうやって銃を渡しているのか」とか「制服は,記章は」とか、そういうことをまず質問したことの重大性というのが分かるわけ。ハーグ条約交戦規定での戦闘員と認識されるかどうか、そういう形で市民を戦争に巻き込むのがよいのかどうか。スイスの『民間防衛』なんか読むと、スイスは国家の覚悟として、全国民に兵役を課して、軍事訓練もして,全家庭に銃が配られていて、全家庭にシェルターがあって、非常時には全員戦闘員になる前提で国ができている。「武装しての永世中立」なわけ。第二次大戦中、どっちサイドの戦闘機も、スイス領空上を飛ぶと砲撃されたの。そういう中で、「赤十字」というのは、どっちの兵隊さんも分け隔てなく救助する代わりに、どっちからも絶対、攻撃されないというお約束なわけ。だから、本当は、戦地には赤十字がいて、市民もロシア兵もウクライナ兵も救助介護手当をしていないといけないから、最後に「そういえば、赤十字を見ませんね」という話が出たわけ。みたいな、戦争についての教育が全然ないということの問題点を、最後に言っていたのですよね。元自衛官の宇都さんと伊勢崎さんは。

3月18日 12:35 ·
プライバシー設定: 公開


今朝のドイツZDFニュース(NHK BSワールドニュースより)
ドイツの国会(連邦議会)での、ゼレンスキー大統領のビデオ演説について
イギリスやアメリカ議会での「ただただスタンディングオベーション」でおしまいとは違う、ドイツらしい展開となったことを、伝えている。日本でのビデオ演説も、今、前向きに検討されているので、参考のために、見てみましょう。
メインキャスター
「18日、連邦議会でオンライン演説を行った、ゼレンスキー大統領に立ち上がっての拍手が送られました。大統領はすでに数カ国の議会でオンライン演説を行っていますが、18日は若干、異なりました。ドイツの役割を批判的に語っただけでなく、し、野党議員がそれについて議論したがったという点においてですが、議論は無し、議事は日程通り進みました。」
議会の様子の映像に切り替わり
「戦闘中のキエフからの大統領の映像です。立ち上がって拍手が送られます。ドイツ議会ではめったにない情緒に訴えるスピーチが行われました、ヨーロッパの新たな壁、EUと不自由を分かつ壁にドイツは責任があると。」
ゼレンスキー大統領の演説映像
「毎日毎年、政治家は「もう二度と」という言葉を使いますが、この言葉に意味がないことをわれわれは今、見ています。このままでは、ヨーロッパで民族が滅ぼされます。われわれが愛し、そのために生きてきた全てが滅ぼされます。」
議会、ショルツ首相や、議員個々のアップ映像
「ドイツの歴史的良心に訴えかける内容です。ゼレンスキー大統領が求めたのは、軍事的支援ではなく、ロシアへのより厳しい制裁、エネルギー輸入の停止、そしてEU加盟です。」
ゼレンスキー大統領映像
「親愛なるショルツ首相、ドイツにふさわしいリーダーシップをとってください。平和をささえ、ウクライナを支えて、戦争を止める手助けをしてください。ウクライナ万歳。」
再び拍手です。議会映像
「ゼレンスキー大統領の映像が消えるや休みなしで連邦議会は議事日程に移りましたが、コロナ対応策などです。が、誰もがそのまま受け入れたわけではありません。議論するべきではないかという奇妙な議論が始まりました。CDU議員です。「今でなければいつですか」「議論、中間報告、そして自分たち自身への問いです」左派党議員「気を付けていただきたい。100日で16年越えの政権のように傲慢です」
(ショルツ首相、笑っているアップ映像)政府は議事日程は議事日程であるという立場を変えませんでした。
その後ショルツ首相は首相府からゼレンスキー大統領に返答しました。(ショルツ首相映像)
「ドイツは貢献していますし、これからも貢献します。しかし明確なことは、NATO北大西洋条約機構が軍事的にこの戦闘に介入することはありません。」
議事堂風景映像 ナレーション
「連邦議会は連帯を表明したかったのでしょうが、見せたのは恥ずべき姿です。」
さて、僕の感想意見。
「壁」と「ホロコースト」「ドイツの責任」に触れるて、「ガス輸入停止」と「EU加盟」を求めるという、ドイツ向けに、レトリック、引用する歴史事実も要求内容も、鋭くとがった演説。きれいごとは許さない強さがある。「感動した」で済まさず「何をどうしてくれる」を突きつける。
 イギリス・アメリカも「禁止空域」と言う要求を突き付けられたのに、知らん顔して「スタンディングオベーションでごまかす、感動したーでうやむやにする」というアングロサクソン系国家らしい、覇権国家を長く務めた大国らしい、したたか対応をしたわけだが、真面目なドイツ人は「どうすんだよ、議論しないのかよ」と反応してしまった、というニュースでした。
 日本に何をつきつけるのか、戦争の現場から物理的にも関係性としても距離が遠い日本に対して、ゼレンスキー大統領が、「蟹とサーモンといくらの輸入を止めろ。」とか言ってくるのか「日本も北方領土を取り返す戦いを始めよう」と言ってくるのか、それとも原爆の惨禍と同じ悲劇を、とかフクシマの原発事故の惨禍を繰り返すのを傍観するのか、と言ってくるのか。
 日本人は「とにかくこういうときは感動した顔で立ち上がって拍手だぞ。れいわ新選組、よけいなことするんじゃないぞ「っていう同調圧力で感動儀式にした後は、普通に「年度末で議事日程も詰まっておりますので」って、さらっと議事に戻るだろうな。
 そんなことを考えたのでありました。しかしガスの輸入停止とEU加盟させてくれという要求を、ショルツ首相がまるで無視して、「NATOは戦闘に参加しない」って、聞かれてもいないことを答えるのは、ひどいよね。


3月18日 17:48 ·
プライバシー設定: 公開


歩兵の戦争・地上戦、狙撃兵の戦争、そして、空爆やミサイル攻撃の戦争、ドローン攻撃の戦争。
CNNやBBCが「市民が銃を持って勇敢に防衛している」という報道を続ける中で、昨夜のプライムニュースの中で、自衛隊出身の自民党・参議院議員 元・外務副大臣 宇都隆史氏と、元国連PKO現地の武装解除・停戦維持活動の経験豊富な、東京外語大教授 伊勢崎賢治氏が、立場は違えど戦争・戦地の現実と戦時法について熟知している二人が、「市民を、軽装かつ明確な指揮系統に入れずに銃、兵器を供与して戦闘員化することへの危惧」を語ったことから、すこし話を拡げて考察したい。
 ハーグ国際法の交戦規定で、本来は「兵器を所持し」「制服軍服を着用し」「指揮系統に属する」のが戦闘員で、それは市民が志願した場合も、戦闘員として軍が登録し、そのような制服と兵器を供与することが要件となる。しかし、緊急に戦争が進展し、間に合わない場合(今回がそう)、実際の運用では戦闘地域で銃を所持していると、戦闘員と見なされるという運用になっている、と伊勢崎氏が語った。
 いまだに論争のある南京大虐殺についても、日本軍を擁護する側の主張は、市民を装った便衣兵が市民に交じっていたのをあぶりだして捕えたり、戦闘して結果として殺害したのであって、非戦闘員の市民を大量に虐殺などしていない、一部、誤認巻き添えはあっただろうが、中国側や欧米の発表ほどの死者数はいない、という主張なわけだ。いずれにせよ、市民が逃げていない、市内にとどまった状態で、市民と区別のつきにくい戦闘員がそれに交じって戦っているところに、包囲軍が侵攻した場合、市民に大量の犠牲者が出やすいことは、今の戦闘でも変わりはない。
 で、そのような「市民の姿だが銃器を所持して、防衛行動、つまり戦闘行動している」戦闘員が存在する市街地、住宅地での戦闘というのは、攻める側の立場としては、一戸一戸の室内に警戒しながら踏み入り、一部屋ごとに確認し、戦闘員がいれば、戦闘排除(殺すということ)、市民には発砲しない、その判断を即座にするという、ものすごく神経を消耗し手間がかかる戦闘方法になる。そうやって一個一個に「敵戦闘員がいるかもしれない」「爆弾などが仕掛けられているかもしれない」「間違って市民・非戦闘員を撃ってしまうかもしれない」という恐怖と緊張が強いられる。市街戦でのこうした戦闘で、神経をやられる陸軍歩兵というのがすごく多いのはそのせいである。
 アフガニスタンで米兵が嫌われたのは、このような形で一戸ずつ踏み込んでは、男性を見つけると、戦闘員の疑いありとしていったん拘束するするということを、しらみつぶしに行ったからである。一方、米兵に、精神を病むものが多数出たのも、この市街での、市民なのか戦闘員なのかわからない状態の殲滅戦というのは、精神へのダメージが大きいからである。
 また、高層の住宅がある市街だと、その部屋のどこかに狙撃兵が潜んでいて、市街を移動する際に、狙撃される可能性が極めて高い。市街を防衛する側が高層住宅などに狙撃兵を配置するのは定番の戦術である。
 とすると、攻める側は、そうしたリスクを冒して、歩兵部隊で市街に入るのは避けたい。
 とすると、市街を取り囲んで、砲撃やミサイル攻撃、爆撃機での空爆で制圧したい誘惑にかられる。
 ドローンでの、遠隔操作でのピンポイント、顔や人物を確認しての攻撃というのも、攻撃側の犠牲は少ない。が、狙った相手の周辺にいる一般人の巻き添え被害がひどくたくさん出ることが報告され問題になっている。
 しかし、市民が残っているところに空爆ミサイル攻撃などをすると、非戦闘員への攻撃、殺害という戦争犯罪を犯すことになる。
 なので、「人道回廊」を設定し、数日間の退避のための猶予期間を設定し、その間に、非戦闘員、市民は退避するように勧告し、その後は、空爆、砲撃、ミサイル攻撃をすると予告する。
 そして、空爆、砲撃、ミサイル攻撃で徹底的に市街を破壊し、狙撃兵が隠れる高層住宅、ビルなども中に侵入するのが困難な程度に破壊した上で、歩兵が侵攻する。
 という攻め方を、ロシア軍はする。警告をして人道回廊避難をある期間設けた後は、もう市民がいようとお構いなしに攻撃をするようになる。
 というようなことを、シリアでもやっていたのを、まさか本当にウクライナでもするのか、と思ったが、やっているのである。
 シリアの戦争を見てきた人は「こんなひどいことを」だけれど、既視感のある街の、市民の惨状なのである。
 立場が入れ替われば、ユーゴ紛争のときのベオグラード空爆をしたNATO軍も(バイデンが指示した)も、アフガンでも、「市街戦」「市民の戦闘員化」という条件が揃えば、攻撃側はこの方法をとってしまうのである。「ロシアが、プーチンが悪魔」というより、この形の戦争になったら、攻める側は悪魔(戦争犯罪者)と非難される攻め方になってしまいやすいのだ。古くは南京から変わらずに。
 「戦闘員が潜んでいるという情報があったから」というのは、もうこの段階になると嘘である。歩兵が侵攻する前に、侵攻可能な状態にするために空爆、ミサイル攻撃、砲撃をしているのである。
 そして、ロシア人もウクライナ人も、先の大戦の独ソ戦の中で、このときは赤軍の同志として、例えばスターリングラード攻防戦で、ベルリン侵攻で、こういう戦いは攻めるも守るも経験しているのである。
 「この戦い方になったら、攻める側は必然的に市街地への空爆、ミサイル攻撃になる。そして市民が犠牲になる」と伊勢崎氏が心配し、「だから一刻も早く停戦を」と主張しているのである。悪魔だ戦争犯罪者だと非難しても、その非難は全くその通りなのだが、非難ではロシアが止まらないことをシリアでも世界は見てきたのだから。停戦せずに、戦闘が次の段階、市内への装甲車、歩兵の侵攻、殲滅戦になったら、さらに犠牲者が増えるから。
 しかも、マリオポリでは、戦闘がその段階に入ったのだが、「市街殲滅戦」の経験豊富なチェチェンの部隊が投入されているのである。シリアから、チェチェンから、殲滅市街戦のベテラン部隊が、大量に呼び寄せられているのである。今回が市街戦初めてのロシアの若い兵士では無理、という判断なのだと思う。つまり、市街地への空爆のあとに、歩兵部隊での市街殲滅戦を、ロシア軍がやる気なのはもう明らかなのである。
 ことが起きちゃってから「ひどい、悪魔」と言うのと、起きる前に「とにかく停戦合意しよう」というのと、どっちかと言えば、僕は「停戦合意の努力を、市街殲滅戦の前にすべき。そのためにトルコが仲介しているゼレンスキー・プーチンの大統領同士の会談を一刻も早く実現すべき。ゼレンスキー大統領におかれましては、「日本の国会での演説なんてしなくていいから、プーチンと急いで会談してほしい」というのが、僕の、今日のところの意見。


3月18日 19:46 ·
プライバシー設定: 公開

NEWSWEEK日本版記事から
〈彼によれば、国境地帯ではウクライナ軍の兵士たちが、若い男性が出国しないようチェックしている。家族から引き離し、家に戻って国を守るために戦ってくれと説得する。
「子供たちが理由を理解できないまま、父親は家族から引き離されて連れて行かれる」と彼は言う。
「ある男性が、妻と一緒にいたいと主張する場面に遭遇した。すると兵士は群衆のほうを向いて『この臆病者を見ろ。彼はウクライナのために戦おうとしていない』と叫んだ。群衆の間からは男性に対して非難のブーイングが起き、男性は結局、兵士に付いて行った」〉
この記事を引用しての、日本唯一の本物のイスラム法学者(スンニ派の、イスラム教徒)、中田考先生のツイッター。
「中田考@HASSANKONAKATA
ロシアからは反プーチンの声が聞こえてくる(というか賛成する声は騙されているバカの声としてしか報じられない)しかしウクライナからは「ゼレンスキーの総動員令、出国禁止反対」の声は聞こえず「国を守るために戦う」という声しか一切報じられない。これが真のファシズム。」
という見方もあるのだよね。言われてみれば、その通りだと思わない?
 日本国内でも「戦う勇敢なウクライナ人に、逃げろという有名人、卑怯者な上に戦争のことが分からないバカ者(橋下徹氏とかテリー伊藤氏とかへの批判・炎上)」というのが、すっかり世論主流派、少なくとも声がでかい。「逃げたい」「逃げた方がいい」は卑怯者、もし日本がその状態になったときに、そんなことをいうやつは非国民。他国の戦争なのに、もうすでにその雰囲気になっていますよね。
 はじめっから言っているけれど、僕は家族と一緒にすぐ逃げたい。どうしても逃げられないとなったら、覚悟を決めて戦うだろうけれど。逃げる方法があれば逃げる。外国に行っても英語も苦手で苦労することは目に見えているが、それでも逃げる。子供らはほぼ成人しているから、それぞれの判断に任せる。未成年の末っ子だけつれて逃げる。
 例えば攻めてきたのが中国だとして、中国に占領されてというのも嫌だ、耐えられないと思うけれど、その前の「逃げる奴非国民」というファシズム熱狂状態の日本国自体が、僕にとっては地獄だから。同調圧力で動員されるのが何より地獄だから。
 そのときにリアルになってみないと分からないけれど、今、想像すると、そうなんだなあ。卑怯者だと言われても。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?