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【出産レポ②】無痛分娩で出産したんよ-当日の朝から産むまで-

さて、長くなってしまったので!
Part2をお送りします。

▼Part1はこちら

こちらを先に読んだ方は↑の続きになるので
先にこちらを読んでくださいね。


お産当日

眠れず朝を迎える

夜中ずっと痛みに耐え、結局熟睡できず朝を迎えた。
翌朝は浣腸からはじまり、前日と同じくNSTを行った。
(浣腸すらも痛いってどゆこと?!って思ってた)
病室に戻る時間も余裕もなかったため分娩室にて朝食をとる。
朝食のマフィンをひたすら頬張り完食し、食す前は写真を撮る余裕はまだあった。

体力つけて今日決着つけてやる💢
と、この時は意気込んでいた。

陣痛だったことに気づく

8時半から先生が分娩室にきて、前日に入れた器具を抜いた。
身体から結構な勢いでなにかが抜けているのがわかった。
例えるなら繋がったウインナーが身体から抜けているような…。

ぽかんとしているわたしをみて、先生が
これも結構痛がる人多いけど、大丈夫そうですね!
痛みに強そうだから無痛じゃなくてもいいんじゃ?ハハ!
と言ったが、嬉しい反面なんとも複雑な気持ちにもなった。
ちなみに…あまり痛みは感じなかった…。

その後内診をしたところ、前日まで2センチしか開いていなかった子宮口が6センチまで開いていた。

先生曰く、
前日の腹痛は陣痛だったのでは?と。
ここで初めて陣痛が来てきたことに気づく。

「赤ちゃんの心拍が早いためもしかしたら緊急で帝王切開になる可能性がある」
とも告げられた。

帝王切開だったら昨日の痛かったやつ意味無くなるじゃん!
股から出てきて!
と思いつつも、不安になりビビりながらもお産は始まる。
破水をさせ陣痛促進剤を点滴から入れて、麻酔を背中から入れていく。

最愛のお子に会えるまであと少し。

ついにお産に入る

🕘9時ごろ
重い生理痛のような痛みが5分に一回やってきたので夫を電話で召喚する。


🕥10時半ごろ
抗原検査を終えた夫が病院に到着する。

麻酔がよく効く体質だったようで、少量の麻酔で痛みが嘘のように和らぐ。
お子の下がり具合と心拍を確認しつつ、スマホを見たりうたた寝をしたりして、時間が過ぎて行く…。

赤ちゃんの顔の向きがあまり良くなくもしかしたら帝王切開の可能性も…
と言われ、再び震える。

お子、ほんとまじ頑張って!
とにかく健康的に産まれてくれ!
と心底思った。

🕛12時ごろ
麻酔をしているのでごはんは食べられず。
夫がわたしの病室で食べていた。

普段よく食べる夫が
ボリュームあるね、と言っていたのが印象的だった。
私も食べたかった。


🕐13時ごろ
強い陣痛が1.2分間隔で来るようになり、このタイミングで子宮口も全開に。
もういつでも産めるぐらい開いていた。

最初は生理痛のような痛みだったが、
その痛みが下腹部付近まで下がってきた。
下腹部がミシミシとなるような痛み。
痛い痛い痛い…とひたすら言っていた記憶がある。

お子の心拍が早いということもあり、
過度に麻酔をいれて負荷をかけることはしないように少量ずつ麻酔を入れていたが、痛みが強くなってきたので麻酔を追加した。

再度お顔の向きを確認したところ、正しい向きになっていたのでこのままお産をすることに。

\ありがとー!お子!!/


だんだんとお子も下がってきて、
もう直ぐそこにいるよ!いきみたくなったら言ってね!
と言われた。

いきみたくなるってどういうことやねん…!と思ったけどその言葉の後にそのタイミングが来た。

いきみたい!!さあいきむぞ!!ってなった時に
2人だった助産師さんが8人ぐらいになって分娩台を囲む。
1人わたしの上に乗っていた。
内心こんな感じだった→( ゚д゚)

3いきみで見事、お子が誕生。
やっと生まれて来てくれた!という安堵感で涙がたくさん出た。
ここまでの人生の中で一番泣いたと思う。
赤ちゃんは産まれた瞬間から泣くものだと思っていたが、出てきた瞬間は泣かず心配した。
だがその後きれいにしている途中で無事に泣いたようだったので、それでも一安心。
何よりも生まれてきてくれたことに感謝した。


産後の処置を済ませ胎盤を見せてもらい、その後は2時間ほど分娩室で夫と談笑。
その間に綺麗になった息子と対面してとても幸せな気持ちになった。

どのタイミングで切ったか忘れてしまったので省いたが、会陰切開をしていた。
夜には麻酔が切れたので、座ると痛いその傷に悶絶しつつ、病室でゆっくり過ごすのであった…。

出産後初めてのトイレでは何も出ず、
出す感覚が夜まで戻らなかったので導尿をしてもらった。
なんとも言えない痛みでとてもしんどくてもしかして身体がおかしくなったのでは?!と思ったが麻酔の影響のようだった。
(これは翌日の朝まで続く…)
導尿すらも痛い。
最初から最後までとにかく痛いこと続きであった。

痛かったというのは置いておいて
とにもかくにも生まれてきてくれたこと、
すぐそばで支えてくれた夫、
素敵な助産師さん・先生に出会えたこと、
全てに感謝したい。

費用について…

最後に費用について。
予定日を超過してしまったので補助券は全て使い切ってしまっており、以降は全額自己負担で頑張った。

補助券があった状態での
一回にかかる診察料は2000〜4000円ほどかかっていたが、
全額負担だと大体7000〜9000円ほどの費用がかかった。
無痛分娩費用としては45000円で、
入院費用として10万ほど。

総額でめっちゃくちゃ概算にはなるが、
60〜70万ほどになった。
出産育児一時金としての50万支給されたので10〜20万ほど足が出た形となった。

無痛分娩費用が抑えられたので他の産院さんより全体的な費用は抑えられたと思うが、
補助券がなくなった後の全額負担は結構パンチ効いたので予定日過ぎてもなにかしらの補助があればな〜と個人的に思った。

出産って、お金かかるなぁ。

誰かの参考になれば嬉しいです!
以上、わたしの出産レポでした。

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