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フットボールの価値








フットボールが日常から失われた今、果たしてフットボールに未来はあるのか。









COVID-19の影響で世界が危機的な状況に陥ったこの不安定な情勢において何が必要とされ何が不要とされるのか。本当の意味で「取捨選択の再定義」が始まろうとしている。おそらく自分が生きている中でもこんな世界恐怖はこの先起こらないだろう。スポーツという価値について問われている重要な局面を迎えている。









もしかしたら終息後もこれまでのような形ではなく、何か別の新たな形でスポーツを楽しむという発想が生まれてくるのかもしれない。









極端な話ですが、正直フットボールが無くたって僕たちは生きていくことはできるのです。









そう考えるとフットボールなんてただの娯楽エンタメに過ぎないと言う人も居るかもしれない。本当に必要としているのは仕事にしているごく一部のプロ選手とスタッフくらいじゃないのかと。








でも僕個人の意見としては幼少期に遡りこれまでフットボールから与えてもらった価値はすごく大きい。フットボールを通して得られた人脈やチャンス。関わっていなかったら経験できなかったような景色や舞台を見させてくれたり、最高潮の緊張感・喜び・興奮を味わうことができた。(もちろん挫折や苦悩も多々あったがそれらを上回る程の)そして何か課題を見つける度に克服しようと努力する姿勢を培ったり。







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ここまで世界的に発展し根付いてきた産業の1つな訳であって、そんな枠に留まらないと思うのです。地域によっては街中や最寄り駅などの至る所にポスターや旗が飾られていて平日でもクラブカラーに染まっています。経済はもちろん人の感情や人生までもを動かすパワーを秘めているスポーツ。心のよりどころ、1つのクラブを愛することが人生の根源みたいになっている人だっています。








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大阪府のある地下鉄コンコース








さて改めてフットボールが僕たちに与えてくれる価値って何だろう。影響力のある選手やチームが起こすアクションが地域に対して何を還元してくれるのか。何かプラットフォームを通してセーフティネット的な役割を果たすのか。未来のある子どもたちへ夢や希望を与えられる存在。








フットボールの可能性そして領域はまだまだ広がる余地があると思っています。こういった有事のタイミングで新たな発信の仕方や表現の方法も出てきています。何人ものプロサッカー選手がYouTubeやnoteを始めたり連日インスタライブしたりというSNSを通した輪が広がっています。








僕にとっても週末の試合や観戦といったイベントが一瞬にして奪われたこの世の中は、何か味気のない寂しい世の中だと感じるばかりです。







"虚無感"







まさに今はこんな感覚です。本当に時間が止まってしまったように思えて、いつまたあの頃のように再開できる日がやってくるのかと。










ただきっとフットボールは誰かの人生を豊かにするために存在していて、今後急速にオンライン化が進んでスポーツの在り方が変わったとしてもその価値だけは不変であると僕は信じています。









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