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20210810【ふかいメルマガ11号】YRK&って何やってんの?(後編)

おはようございます!
オリンピック終わりましたね。
そして今週はお盆です。
今週はお休みの会社もありますね。
ウェーブの皆さんは、通常営業している人もいれば、
お客様に合わせて休暇に入った人もいると思います。
私は、今日と明日は本社に出て、
12日から13日と休ませてもらいます(-_-)zzz

では「YRK&ってなにやってんの?」の後編です。

ところで、前編を読み直すと、誤字脱字が3つありました。
たいへん失礼いたしましたm(__)m
毎回、wordで打って推敲(すいこう)して、Denbunにコピペして、
そこで送信前にもう一回推敲するのですが、
そこで思いついて修正した箇所が、
たいてい脱字になったり、誤字になったりしています。

YRK&には5つの行動指針があります。
① 感謝の気持ちを持っているか
② その提案はダントツに革新的か
③ 品質/価格/納期 この順番を守っているか
④ 確認に確認を重ねることを怠っていないか
⑤ そしてそこにヤラカス精神はあるか

 伝統とは革新を繰り返した結果
 振り返った時に繋がっているものである

というものです。
これについて話し出すと
それだけで3,000字くらいになってしまうのでやめますが、
誤字脱字は、「④確認に確認を繰り返したか」を怠ったということになります。いやいや反省です(大汗)

それから前編のメルマガを読み直してあらためて思いました。
私がこれまでに自分勝手な行動で会社や得意先に迷惑をかけながら、
今もYRK&の役員として、さらにウェーブにも関わることができることに、心から感謝しないと、と思いました。

先代の社長をはじめ、当時のヤラカス舘の先輩や上司、そして得意先の皆さん。
これも、「①感謝の気持ちを持っているか」という問いかけにあらためて思い出しました。
というわけで、この行動指針は、何かあるたびに思い返しますし、文字通り行動の判断基準になっています。

前編ご紹介した下記URLの最初に登場する「引き札」、
「伊藤糸店」とありますが、この店ご存知ですか?
https://www.yrk.co.jp/company/tradition/

現在の、伊藤忠商事です!
ヤラカス舘を創業した中許栄之助が、お客さんであり商売の先輩だった伊藤忠兵衛さんから請けた引き札です。
現在の伊藤忠商事につながる伊藤糸店の引き札。
たしか大阪本社の2階ミュージアムには、現物があったはずです。

ヤラカス舘からYRK andに名前は変われど、
明治から令和の現代までの125年間、
ずっと「伝える」ことを仕事にしてきました。
得意先の事業・商品・サービスが、
それを必要としている人の手に渡るように、
「伝える」仕事を125年間です。

私たちは何の会社なのか。
誰のための事業なのか。
商品性能や効果効能、成分に素材、
作り手の想いや工程など。
伝える要素はたくさんありますが、
「伝える」ことと「伝わる」ことはまったく違います。
自分で「私って、とても良い人なんです」と自己紹介しても、
冗談だとは思っても、信用しないですよね。
でも商品やサービスになると、それを盛大にやってしまうんです。
売り込む、買わせる、使わせる「セールスプロモーション・販促」ではなく、欲しくなる、買いたくなる、使いたくなる・・・これが「マーケティング」です。

マーケティングの中心にあるのは商品やサービスではなく、
生活者であり、その人にとっての価値なんです。

YRK&が提供する「リブランディング」。
ブランディングを売りものにしている会社はたくさんあります。
広告代理店はどこも得意にしています。
ブランディングは、新しい商品の知名度を上げ、
伝えたいブランドアイデンティティと、
生活者が受け取るイメージをできる限り一致させる仕事です。

そのためにはコミュニケーションの量が必要です。
だからマスコミュニケーションが中心になります。

YRK&が提供しているリ・ブランディング。
今、私たち生活者は、新しい商品をそんなに必要としていません。
だから新商品を出しても、なかなか売れないし、育ちません。
開発と上市にかけた投資を回収できないのです。
一方社内を見渡すと、昔からある定番商品が、
実は利益を出してくれている、ということがよくあります。
誰が買ってくれているのか?
調べてみると昔からのファン客だった。
でも、利益は上げているけど、
ブランドも顧客も歳を取ってしまっている。
だったら、このブランドをもう一度若返らせて、
生まれ変わらせようというのが「リブランディング」です。

そしてSDGs。
YRK&では、SDGsをビジネスで目指すべきだと提案しています。
そうでないと企業が持続可能にならないからです。
そしてSDGsは、ブランディングの手段として有効です。
その例、セロテープ(これは私が企画しました)

私自身は「店頭マーケティング」の仕事を長くしてきました。
スーパーやドラッグストアの売場は、数字と科学でつくられています。
POSデータや来店客調査などの数字。
それに行動科学・心理学です。
それがデジタル化の流れによって大きく変わりました。
O2O、オムニチャネルそしてOMOへ。
数字と科学からデータとAIへ、です。

一方でどんな時代になっても「人の感情」は変わりません。
私は、製品の品質(性能・機能・成分・効果・効能)による差別性だけで商品やサービスを選んでもらうのは、限界にきていると思っています。
人が実感するレベルを超えているからです。
(ここはまた批判や違う意見がありそうですが・・・(^^;)
当然、品質は担保された前提で、感情による差異性が重要になると考えています。
SNSでコミュニケーションが取れる時代だからこそ、人の感情差が大きな優位性を生むと思っています。
そんなことを取り入れた、SNSの仕事を仕込んでいます。
まもなくオープンになりますので、これはまたお知らせします。

ところでYRK&には、「売技ナビ」というサービスがあります。
これは小売業向けの販促情報クラウドサービスです。
販促情報や商品情報が各店・各売場に配信され、
POPなどの販促物として出力して店頭で使われるシステムです。
すでに小売業では延べ10,000店以上に配信されています。
シェアナンバー1です!(当社調べです(笑))

大手では、まいばすけっと、成城石井、イオンペット、ペットのコジマ、ココカラファインの店についているPOP、プライスカードは、当社の「売技ナビ」です。

メーカーから人気があるのは、C-SO(シーソー)というクラウドサービスです。
C-SOは、カスタマーソーシングの略で、「顧客を源流にする」という意味です。
レシート応募キャンペーンやエンドユーザーからの投稿キャンペーンのプラットフォームとして使われています。
これはおもしろいですシクミ・シカケです。

さっき言った、仕込んでいるSNSの仕掛けも、起点はこのC-SOです。

YRK&のサービス全てに通じるのは、「商品と顧客のデアイをつくる」「キズナをつくる」こと、マーケティングそのものです。
デアイは、接点と情報です。
キズナは、生涯顧客になっていただくための感情的差異づくりです。
そしてサステナビリティ。
つまり、企業・事業・商品サービスと社会が共存した「ミライをつくる」。

これがYRK&、3つのWay
「デアイ」「キズナ」「ミライ」です。

私は、得意先が、他社じゃなくYRK&を選んでくれて、
深井をプランナーとして選んでくれて、よかったですね!
そう思って仕事してきました。
謙虚に、そして感謝を込めて、です。

では、今週もよろしくお願いします!

深井賢一

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