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それでも生きる?

久しぶりに泣いてしまった。

思ってはいけないことを思ってしまった。

ずーーっとまともなバイトができなかった自分、幸運なことに合うバイトを見つけて5ヶ月近く、やっと今月よく頑張れたな、シフトたくさん入れたな、連勤もこなせたな、と思って、どれどれと給与を計算してみたら、想像よりはるかに低く、なんなら学生時代の給与とほぼ変わらなかった。頑張ったと感じたのはバイト以外のことから、例えば生活リズムを改善し始めたとか、新しい勉強を苦しくない程度に頑張ったとか、そういうことだったらしい。

ショックだった。

以前やっていたように求人サイトをまた開きスクロールを繰り返すも沸くのは新しい仕事をすることへの恐怖。合わずに辞めることを繰り返してしまったのがトラウマになってしまった。

さらにうちは家庭内別居中なのだが、父が最後にお風呂に入るかどうかで私が浴槽の湯を抜くか抜かないかになる。母からお風呂場のドア越しに「木風ちゃん、お湯抜いてきてね~」と声がかかった後、数秒後に父がドアをドンドンと叩き、「お湯抜かないで」。

早く出ていきたい、と思った。

マンションの一室、1階も2階もないのに父がいるかどうかわからない家。お湯を抜くか抜かないかのお互いの主張が交差しない関係。何も今に始まったことじゃなく、それだけでなくともこんな家早く出ていきたいと前からずっと思っている。

それなのに、だ。

中途半端に長く続く抑うつに医療費がかかり、仕事が怖いとか社会に揉まれることに対する恐怖で経済的に自立できない自分。貯金もまともにできない。

そのくせこの家にはいたくない。のに自立することのできない自分。

やっと自分で前向きに改善する気になってきた、抑うつに対しても、仕事に対しても

そうなれてきたところでまたどかーーんと落ちてしまった。人生希望なしの大泣きである。こんなの久しぶり。思ってはいけないこと、とはそれほど昔ではない時にずっと思っていたこと、「生きていきたくない」である。

しんどい!!!!

重ねて両親今は不仲となると、勝手にこの世に産み落としやがったことに怒りを感じる。勝手に生んどいてあとは自立しろなんてなんて身勝手なんだ本当に。親なんてもうどうなってもいい年のはずなのに、恨みが止まらない。早くここから出ていきたい。

こんな風に思っていても、この後寝て明朝起きたら風が吹き去ったように忘れてたりして。

私は生きていけるんだろうか。できるならお金なんか関係のない世界に行って、草原のようなところで風に吹かれるまま深呼吸して生きていきたい。そんなところに行っちゃいたい。

今夜は早く寝よう。

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