病気のこと(今後の入院と手術について)
先日、自分の病気や身体のことを書いてから会う人に「大丈夫?」と心配していただいたり、メールや励ましのコメントを本当に沢山の方からいただきました。
本当にありがとうございます。
その後の経過報告です。
先月の3泊4日の検査入院の結果が出まして。
そして主治医の先生と面談しました。
結果として「中隔小筋切除術」という手術を受けることになりました。
簡単に言うと「心臓の大きくなってる部分と通り道を邪魔してる余分なとこを切っちゃうぞ」的な手術です。
簡単に言い過ぎましたが。
まぁそういうことです。
一回、心臓を止めるのでほんとに大丈夫なのかな?という不安はありますが主治医の先生を信じるしかありません。
詳しく聞きたい方は(いないか)
お会いしたときにでもご説明します。
そして、突然死のリスクが人よりも高いので。
ペースメーカーを入れることになりました。
「植え込み型除細動器」と呼ばれるもので体内植込み型装置です。
命にかかわる致死性の発作が出た時に電気ショックを発生させて突然死を防いでくれる装置です。
要するに心臓が止まりそうになったときに心臓を叩き起こす装置を身体に入れます。
これはね。
正直ショックで。
サイボーグじゃん、と。
なによりもう自分の力だけでは生きられないんだ、という無力感。
大げさかもしれないんですけど。
もちろん入れてる方は大勢いらっしゃいますし。
父も入れてます。
でも父は60歳を超えて入れたので、まさか自分の年齢で入れるとは考えてなかったんです。
しばらく落ち込みました(20分くらい)
でもこれも運命かな、と受け入れました。
死ななきゃいいか、と思って。
まだまだやりたいこと沢山あるのに。
身体が思うようにいかないのは苦しいし。
悔しい。
年齢が上がってきて息があがるのが早くなった。
でも子供の頃からだから。
苦しくないのがわからない。
正常がわからない。
なんですぐハァハァしてるの?って言われて傷ついたこともある。
手術までまだ時間あるから今の感覚を忘れないようにしておこうと思いました。
入院日も決まりました。
10月22日に入院して手術、隊員は11月の二週目くらいを目処にしています。
「あれ、大手術のわりには案外早く出されるんだな」という印象ですが、こんなもんらしいです。
その後リハビリしながら自宅で安静にしてなさい、とのことでした。
普通の人は一ヶ月くらいで仕事に復帰するらしいのですが。
レッスンならしても大丈夫だけど激しい演奏となるともう少し見た方がいいということなので。
11月いっぱいはお休みして復帰は12月二週目辺りを目指してます。
なのでここから大事なことなのですが!
10月20日までは今までどおり活動するので諸々お誘いください。
演奏も遊びでも、なんでも。
そして12月15日以降の来年のスケジュールも空いてますので諸々のお誘いお待ちしてます。
様子を見ながらになりますが、演奏活動の方を続けていければと思っております。
こういう商売ですから。
二ヶ月近く稼働しないのはほんとに不安です。
でも「この手術をすれば今までより楽に動けるようになるよ」と先生には言われたので。
病み上がりとはあまり思わず接していただけたら嬉しいです。
この前も書いたんですけど。
検査入院でカテーテルを入れてる時、手術台の上でやっぱり辛くてですね(部分麻酔で意識あったから)
精神的にも、肉体的にも。
その時に本当にみなさんからいただいた言葉を思い出してがんばれたんです。
「人の想いが力になってる」と実感しました。
まだ入院や手術まで時間がありますが、無理せず程々にがんばっていきたいと思いますので「あいつ、がんばってんな」と見ていただければ幸いです。
お見舞い行くよって色んな方から言ってもらえてほんと嬉しいです。
一応言っておくと胸を切るから。
来て欲しいんですけど。
笑わせないでね。
開いちゃうから。
健康第一って「オマエが言うな」って感じでおこがましいんですけど。
健康第一で!
2019年7月19日
見谷聡一
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