都議選の結果は、まあまあ大方の予想どおりではないかと思う。

新型コロナ対策やオリパラの開催で間抜けは対応しかできない与党、自民、公明。小池に捨てられた都民ファースト。結局コアの選挙民がついている公明党が付いた方が「勝った」。

だが、実際は多数を占めた自民や都民が「勝った」というより、無党派層を取り込めなかった立憲民主やれいわ新選組が「負けた」というのが実情だろう。おそらく。来たるべき総選挙でも自民は票を減らすだろう。しかし、このままでは立憲民主や国民民所、れいわ新選組に「風」は吹かない。

旧民主党の幹部連中、枝野や蓮舫などが立憲民主党の「顔」である限り、発展は望むべくもない。なぜなら日本には旧民主党アレルギーが根強く残っているからだ。多くの有権者が「自民党の方がまだまし」というように。

とはいえ、このまま自民党中心の政治が続けば、既に衰退途上国と化している日本は瓦解してしまうことになるだろう。早急に立憲民主党の「看板」を取り換えて（すなわち執行部役員を入れ替えて）、共産、社民、れい新と選挙協力を行い、選挙後は公明党も取り込んで統一会派、連立政権を確立するしかない。