星の群れは豚の夢に微睡む


 皆さん、こんにちは。実際は二人しか出演してません。木賃ふくよし(芸名)です。
 ええとですね。ワタクシ、あんまり真面目な話って好きじゃないんですけども。好きじゃないんですけれども。

 最近、特にオリンピック関係とかで色々あったんで、これだけは言っておきたいって事があります。
 しかし、これをそのまんま言っても通じない人には通じないので、まずは、とある知人に起きた出来事をお話しして行きたい。


 主な登場人物

 社長
 統括
 部長、次長、マネージャー
 ワタクシ


 話は幾らか虚実ないまぜにしてあるので、細かい部分は端折ります。大体こんな感じって受け取ってください。
 かなり前の話になりますが、とある知人の社長がいまして。聞くところによると、なんか新しく支店を増やそうと準備しているそうな。
 聞くところによると、ってのは、そこの統括も知り合いなんですよね。
 で。支店を増やす計画の概要を、統括から聞いた訳ですよ。

 その支店の立地条件、敷地面積、スタッフ数、単価、純利、商材、投資額、その他諸々


 (´・Д・)」 いや、無理じゃね?


 小さいなれど、ワタクシも自営業者の端くれ(当時)だ。今は無職だけど。

 どんな楽観的な計算をしたら、それで利益が上がると思えるんだろう。
 社長の方も知り合いなので悪く言うつもりはないけど、さすがにその支店を増やすのは悪手ではないだろうか。
 無論、ワタクシは小さい個人経営店主でしかない。何店も支店を持つ中堅企業の経営とは話が違う。
 例えば個人レベルでは借金などない方がいいが、企業規模になると見込まれる利益から計算して、銀行に借金をする方が良い。
 簡単な話、利益が上がるうちは、企業規模を大きくする為に借金して、さらに利益を上げ、さらに借金額を増やす方がプラスなのである。

 ※ ここの理屈がわからない人は、悪いけど、もう少しお金の流れを勉強してください。

 要するに、社長は銀行から「金を借りてくれ」と言われている状態なのである。
 だが、銀行の口車に乗って無闇に借金すると失敗するのは明白だ。
 企業規模を大きくすると言っても、いずれ頭打ちの時期が来てしまう。極端な話をすると、人口以上に顧客数は増えない。学校の教室で「筆箱」を売っても、生徒数以上には売れないのである。しかも、シャー芯や消しゴムと違って、買い替えのサイクルが長い。

 ワタクシから見て、社長がこれ以上支店を増やすのは危険だと思うのである。少なくとも、近隣に出すのは厳しいように感じた。
 確かに商材は目新しいが、逆に言えば廃りが来る可能性もある。目の付け所は良いが、地域で最新という訳でもない。

 なので、ぶっちゃけ、


 (´・Д・)」 無理なんじゃね?


 と言うのが率直な感想である。
 社長も知り合いで悪く言いたくはないけど、ワタクシは素直にそう言った。


 (・ω・) 「まぁ、そう思いますよねえ」


 と、統括もそう言った。


 (´・Д・)」 「や。社長には悪いんですが、さすがに見積もりが甘過ぎるんじゃないかと」


 (・ω・) 「ですよね。次長も部長もマネージャーもそう言ってます」


 (´・Д・)」 「でしょうね。可能なら全力で止めたい所です」


 (・ω・) 「止めましたが、社長が今のうちにやっておかなければならない事業だ、って言って聞き入れず、強引に押し通しました」


 (´・Д・)」 「あちゃー。止められませんでしたか。まぁ、社長の鶴の一声で決まっちゃうのは仕方ないと言うか、何と言うか、、、」


 (・ω・) 「その新規プロジェクトの責任者に、私が選ばれまして


 (´・Д・)」 「え?」


 (・ω・) 「次長も部長もマネージャーも全力拒否したんで、私にお鉢が回って来まして


 (´・Д・)」 「ええ?」


 (・ω・) 「誰だって、失敗する事が明白な仕事の責任なんか、取りたくないですからね」


 (´・Д・)」 「いや、そりゃそうですけど、、、」


 (・ω・) 「社長がやるって言ってる以上、誰かがやらなきゃいけない訳で」


 (´・Д・)」 「ええと、なんて言うか、御愁傷様です、、、?」



 (・ω・) 「いえ。私は、

 やる以上は成功させる

 つもりでいますんで」


 (´°Д°)」 な ん で す と !?


 (・ω・) 「プロジェクトが失敗しても、誰一人として得しませんからね。

 社長は笑い者。

 私も責任取らされる。

 会社も損害だし、社員の給料やボーナスにも響く。

 だから、成功させるんです。


 失敗するつもりはありませんが、駄目で元々。怖がらずにやれますし、リターンは大きい



 (´°Д°)」 ぐう聖とはアナタの事だったのか。


 ぐう聖 ぐうの音も出ないような聖人のこと。



 そして、数年後、統括は新支店を大成功させたのである。それがもう、何年も前の話だ。今は、コ口ナ渦中でどうなってるか知らんけど。

 さて。これでお話は終わり。最初に話を戻そう。
 わかりやすい話がオリンピックである。
 いや、オリンピックだけではない。色んな決定事項についてである。

 やる前から失敗が目に見えていた。
 失敗すると思ってた。
 それ見たことか。
 最後まで反対し続けるぞ!
 今からでも中止しろ!
 反対! 反対!! 反対!!!

 ざまあみろ!!


 「成功」とは、どんな形を言うのかはわからない。例えばオリンピックに反対だったと言うのなら、開催決定した時点から「コ口ナ感染拡大防止」に最大限尽力する事が、反対派の取るべき政策だったのではないのか。

 人のやる事なす事にケチをつける事は誰にだって出来る。
 野党は選挙に負け、そして与党の案を突き崩せなかった時点で既に2度も敗北を喫しているのだ。
 なのに見苦しくも最後まで反対を唱える事が仕事なのか。

 違うだろう?


 間違った党が政権を握っていると言うのなら、

 間違った案がまかり通ってしまったと言うのなら、

 それを最大限成功に向けるのが野党の仕事だろう?


 (´・Д・)」 って思うのよ。真面目に。ホントに。


 ホントは自分がなりたかったのに、よりにもよって嫌いな奴がクラスの委員長になっちゃった。自分は副委員長になっちゃった。気に入らないから委員長になんか協力しなーい!


 って、


 小学生か。 (´°Д°)」 お前らは。


 と思う事が多過ぎるのである。




 ここにも書いてるけど、「それ見たことか」には何の意味もないのである。
 民主主義的に考えて「俺は反対だったんだ!」も、残念ながら意味もなさない。ホラー映画でもそれを言った奴から死ぬし。
 反対だったら従わなくていい、なんて事もないのだ。
 反対だったのなら、反対した理由として危惧した事が起きないように努め、次の機会までは決定事項に協力すべきなのではないだろうか。

 「ざまあみろ!」は、責任も取れない奴が失敗者に向かって言う言葉ではない。


 「ざまあみろ!」は、責任を負って成功させた奴が、

 責任から逃げた奴に言う言葉なのだ。



 (´・Д・)」 はい。真面目な話はコレでおしまい。こーゆー話好きじゃねぇんだよ。いや、統括のサクセスストーリーは好きだけどね。



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 なお、この先には見落としがちで大事なことが、ほんの少〜しだけ書かれてます。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。