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【イベントレポート】ソーセージ手作り体験※オンラインイベント※ 2022.06.05

2022年6月にワークデザインラボおおすみ×南州農場でソーセージ作り体験イベントを開催しました!
オンラインでの開催でしたが、終始和気あいあいとした雰囲気のなか、参加者の方々に体験を通して南州農場について知ってもらうことができました。

今回は、そんなイベントの様子をレポートします。

イベント概要

▶日程:2022年6月5日(日)16:00~17:45
▶主催:南州農場/南州エコプロジェクト
▶運営:ワークデザインラボおおすみ
▶講師:小林マイスタリン(南州農場)
▶プログラム:

当日のプログラム

ソーセージ手作り体験

事前に郵送したソーセージ手作りキットを元に、ソーセージを作っていきます。手作りキットの内容は、無添加のソーセージ生地、天然羊腸、腸詰め用金口、絞り袋、ソーセージ作りの説明書など。

手作りソーセージのキット

お肉の下準備からスタート!

まずは、ソーセージ作りに必要なお肉の下準備からスタート。一から自分の手でソーセージ作りを体験できます。実際にお手本の様子を見ながら説明を受けて、ソーセージ作りができる体験は貴重です。

お肉をこねる作業など、子どもでも簡単にできるので、親子で参加される方も多くいらっしゃいました。親子で一緒に楽しみながら、ソーセージ作りの知識を学んでいただけたと思います。

ちなみに
南州農場では、原材料に自社農場で育てた新鮮な「南州黒豚」、塩、香辛料の3つしか使用していない完全無添加「ノン・アッド」シリーズに力を入れています。
これは飼育から加工まで一貫生産しているからこそ、できること。お子様にも安心して食べていただける製品を作ってらっしゃいます。

意外と難しい?腸詰めの作業

お肉の下準備が終わったあとは、腸詰めの作業をおこないます。ここからは2人で作業をおこない、こねたお肉を袋のなかに入れます。絞り袋に下準備したお肉を全て詰めたあと、いよいよソーセージの形を作る作業に。

少しずつ絞り出し、ソーセージの形を1本ずつ作っていきます。
参加者のみなさん真剣な表情!初めての作業という事もあり苦戦されていました。小林マイスタリンから「上手くできていますよ」と声をかけけられて、思わず笑顔になる方もいらっしゃいました。

いよいよ最後の仕上げに

茹でる間に形が崩れないよう、1本ずつクロスさせて固定します。だんだん市販のソーセージの形に近づいてきました。

ソーセージの形を整えたあとは、いよいよ実際に自分が作ったソーセージをその場で焼いていきます!焼いている間、参加者の方から「いい匂いがする!」という声が漏れる瞬間も。

南州農場の紹介

ソーセージを調理する間、南州農場の会長・石松さんより、農場の歴史を紹介。南州農場は1976年、20頭のブタから始まりました。

1頭1頭に愛情を込めて育てていた石松さん。本来ブタは人に懐くことがない生き物です。気性の荒いブタだと、タックルされると、大人でも5~6m飛ばされてしまうとのこと。しかし、石松さんには、背中に乗せてくれるまでに懐いていたそうです。ブタの背中に乗りながら散歩していたので、当時は「トーンボーイ」と呼ばれていたそうですよ。

南州農場が運営する「くろぶたの丘」

KUTON(クートン)@くろぶたの丘

それから40年。南州農場は現在、鹿児島県鹿屋市「霧島ヶ丘公園」内にて、「くろぶたの丘」を運営しています。
「くろぶたの丘」には、ソーセージ等の加工工場と一体となった魅力的な施設が多くあります。

・屋上の展望台(開聞岳や錦江湾の美しい景色が見えます)
・黒豚料理レストラン;KUTON(クートン)
・バーガーショップ;KURO DELI(クロデリ)
・加工品直売所;KURO MARCHE(クロマルシェ) 
・黒豚ミュージアム
・体験学習室;KURO STUDIO(クロスタジオ)

黒豚料理レストランでは、黒豚だけではなく地元の野菜をふんだんに使い、材料にこだわっています。マルシェでは出来立てのソーセージ、生ハムや焼き豚など、幅広い製品を販売。バーガーショップではテイクアウトもOKなので公園へ遊びに来た方が気軽に食べられます。南州農場を楽しみつくせる施設です。

手作りソーセージが完成!

手前:茹でたソーセージ/奥:焼いたソーセージ

ソーセージが出来あがり、みんなで試食タイム。「美味しい!」と大好評で、お子様からソーセージについて質問が飛び交う場面もありました。

写真手前の茹でたソーセージは、市販のものよりグレーの色味が強く見えます。これは亜硝酸塩と呼ばれる添加物を使用していないことによる素材本来の色味なんです。香辛料や鹿児島県産の塩のみを使用しているからこそ、素材を活かしたお肉本来の味が楽しめます。

おわりに

本イベントは、大人から子供まで幅広い年齢層の方に楽しんでいただける内容にすることができました。
実際にご参加いただいた方からは、以下の声を頂きました。

「大変だったけど楽しかった。ソーセージを詰めるときが大変だった。自分で作ったソーセージはとても美味しかった」

「腸を触るのが初めてだった。意外と繊細で、扱うのが難しかった。なんとか上手に出来てよかった」

イベント開催まで「どうしたら南州農場の魅力を知ってもらい、楽しい体験をしてもらえるか」をPjtメンバーとディスカッションを重ねてきました。
今回のオンラインイベントを開催したことで、南州農場の魅力や強みを大隅半島から離れた場所にお住まいの方にも、体験もセットでお伝えすることができ、とても達成感を感じました。

WDLおおすみでは、これからも
「地元、鹿児島県鹿屋市を盛り上げていきたい」とお考えの方や
「本業以外で地域に貢献したい」とお考えの方と
地元企業を繋げる取り組みを続けていきます。

「副業」の枠を広げ、複業を通じて、ワクワクすることに携わってみませんか?