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【詩】恋波

穏やかな日の海岸に
引いては押し寄せる波のような恋

愛を知っているからこそわかる
その不確実さ

いつその波が静かに止まるかは わからない
大きく荒れるかもしれない

次がくるかさえ わからないから
その瞬間の波に すべてを捧げる

わからないながらも
探らず、疑わず、
見栄を張らず、媚びず、
引く時は手放して

ひたすらに自然に

今は、その波にただ身を委ねたい

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