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後世に伝えられる事

 何かを後世に伝えたい、残したい、と思った時に、その上手な残し方が分からないとしても、そのタイミングで残し方を学ぶための時間がないことも考えられる。
 さらに、残そうと意識できていない事があった場合、なおさら残すことなど難しくなるだろう。
 では、そういうことを残せるように準備しておくことはできないのだろうか。手っ取り早く残せることと言えば、おそらく日記くらいだと思う。
 日々、何を考えながら生きていたのか、どういう問題にぶつかり、どのように対処したのか、そのとき何を感じ、どのような変化が生じたのか。普段の何気ない生活の中で、どのような心構えで過ごしていたのか。日記をつけていれば、少なくとも、これらを効率的に後世に伝えられるようになるのではなかろうか。
 だから、私は日記をつけることは非常に良いことなのだと思っている。

以上、363文字

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