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絶対に知っておきたい開発ツール"8thwall"【WebAR開発ツール紹介】

みなさん、こんにちは。

WebAR NOW 2本目の記事は『8thwall』を紹介します。

本記事のキーワード

・8thwallはWebAR界最大のプラットフォーマー
・案件に一番多く使われている
・とにかく画像認識とSLAMの精度が高い

WebAR最大のプラットフォーマー

『8thwall』(読み方は、エイスウォール)

2022年2月現在、
WebARの案件があるとほとんどの確率で8thwallが使われています。
最も多くのWebAR案件に使われているといっても過言ではありません。

最近の事例

・デジタルメッセージカード“エルメスのメリースノーマン”
エルメスのキャンペーンに使われています。
https://www.hermes.com/jp/ja/story/292932-holidayMessenger-2021/

スクリーンショット 2022-02-16 13.31.47

インスタグラムで#エルメスのメリースノーマン と検索するととても可愛い投稿がたくさん出てきます

スクリーンショット 2022-02-16 13.30.13

ARとしての表現がとても秀逸だと思います。
犬と一緒にとるカメラセンスも最高です!!

すぐに簡単に8thwall公式のデモが体験できる

こちらのサイトでは8thwallが作成したデモを簡単に体験することが可能です。
https://www.8thwall.com/8thwall

スクリーンショット 2022-02-16 13.36.27

いくつかの、サンプルプロジェクトから試したいものを選択して
Try it out のQRコードにカメラをかざすことで簡単に体験が可能です。

スクリーンショット 2022-02-16 13.37.03

サンプルからイメージを膨らますのも面白そうですね ^^

とにかく画像認識とSLAMの精度が高いんです

画像認識?SLAM?
なにそれ、おいしいの?

大丈夫です、安心してください。
イラスト付きで簡単に説明をします。

画像認識

下のサンプルは、事前に登録した画像をカメラが認識すると、クラゲが出てくるという仕組みで成り立っています。

イメージはQRコードにカメラをかざすと○○するというイメージです。

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この画像を認識する精度が、WebAR界ではトップクラスなのです。

画像認識の精度が高い → 失敗が少ない → 案件に使用できる

こちらのサンプルでは曲面の画像を認識しています。

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SLAM(スラム)

SLAMとはSimultaneous Localization and Mappingの頭文字をとって並べた造語です。
(Simultaneous:同時に起こる)、(Localization:位置特定)、(and:と)、(Mapping:地図作成)

簡単にいうと、地図を作成して、物体の位置を特定し続けるということです。

下の写真をご覧ください。
こちらは8thwllのサンプルプロジェクトの1つです。

紫の半透明のグリッドは地図を意味します。
カメラが床面を認識すると、床面と平行に仮想的に地図を生成します。
そして、その地図の原点(x,y,z)をもとに、物体の位置がどこにあるのかを推定します。

画像7

8thwallはこの精度が非常に高いのです!!

なので、案件に使用される頻度が非常に高いです。

先ほど紹介した、エルメスのスノーマンキャンペーンでもSLAMという技術が使われています。

8thwallに関しては、もっと話したいことがあるのですが
本記事ではこれまでとさせていただきます。

8thwallは日々技術がアップデートされるので、追って記事にしたいと思います!

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