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SNSとの付き合い方

SNSとの付き合い方についてふと考える機会があったので、noteに書いてみる。先日、助産師さんとお話しできる場に参加してきた。私自身があまり息子の成長のことで特段気になってることはない。ただ、出産の時と新生児訪問の時以外、助産師さんと関わることはほぼないので、気分転換がてら出掛けてみた。相談することは強いて言うなら息子が乾燥して体をかきむしる問題を相談してみようと思った。ちなみにお医者さんに相談済の件だったけど、薬を塗る回数が少なすぎたみたい。(息子ごめんよ〜)

先日、話を聞いた助産師さんは子育てのこと以外にも夫婦関係などのことも相談に乗ってくれるらしい。今回は息子のことだけ相談し、助産師さんがとても親近感があって話しやすくついつい話が盛り上がった。他のママ達も悩みを相談し、晴れやかな気持ちで雑談に花を咲かせてたのだけれど、助産師さんが最後におっしゃっていた言葉が印象に残っている。

それは「離乳食などのレシピ検索くらいはいいけど、何か悩みがあった時はSNSでの検索はお勧めしない。SNSで発信されてる内容があなたの子供に当てはまるかどうかは分からない。顔も見えない相手ではなく、お医者さんや育児サークルなどあなたと子供のことを知ってる人に相談してね」とおっしゃってたことだ。

その言葉を聞いて「SNSで解決できる問題はあるかもしれない。でも、調べすぎはよくないよな。特に精神的に余裕がない時に調べると悩みが深くなって受け止めきれなくなるな」と感じた。SNSって調べれば調べるほど沼にハマるというか。悩みが深ければ深いほど、自分が思ってるような答えが出て来ずにただ時間だけがすぎてしまう。

それよりも、悩み相談の相手はその道のプロに頼むとか、自分自身をよくわかってくれる人に話を聞いてもらうだけでも案外スッキリすることがある。おそらく、SNSは情報をどんどんインプットしていく一方通行であり、自分で処理しきれず悶々としてしまうからかもしれない。それに対して誰かに話を聞いてもらうことは自分も吐き出すことができて、相手から助言をもらう双方向のコミュニケーションだからスッキリするのかなと思った。私も心に余裕がある時にしかSNSは見ないようにしている。2児の子どもを育てているので忙しくてSNSを見る時間がないという時もある。

井戸端会議とか友達と会話するのも相手からの助言を特に求めてるわけではなく、ただ話を聞いてもらいたい時がある。人って話を聞いてもらいたい動物なのだと思う。もし、私の文章を読んでSNSに疲弊してる人がいるとしたら、SNSとは少し距離をおいて、リアルに相談できる相手のところへ出向いて欲しい。もし、出向いた先で「この人の考えは私に合わないわ〜」ってなったら別な人を探そう。自分に合う人はどこかで現れるはず。あなたの悩みを少しでも軽くするためには、まずあなたが動き出すことが大事。今日はゆっくり寝て、明日から動き出そう。

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