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小さな飲食店にはインスタ(instagram)とGoogleマイビジネス②

北九州テイクアウトマップの公式インスタグラムを短期間ではあるけれど運用して、もしも自分がひとり、あるいは家族で小さな飲食店を経営する場合、積極的な自己発信を行うツールとして第一に始めたいと思ったのはinstagram(インスタグラム )。

インスタとGoogleマイビジネスを整備したい理由

Googleマイビジネスの情報も併せて整備するとなおよい。
「Googleマイビジネス 」という言葉は知らなくても、使っている方は多いはず。

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画像のようにGoogleの検索結果で画面の上側に出てくるGoogleMap。
このお店の情報をオーナーとして登録・修正できるサービスのことだ。
(投稿された口コミへの返信も可能になる。)
基本的に無料で利用することができるので、こちらもぜひ活用したい。

お店の名前で検索したら表示されるし、「地区名+業種名」でもヒットすれば検索結果に表示される。

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ユーザーは地図からお店を探し、サイトへのリンクを辿ったり、レビューを見ることで詳しく情報を知ることができる。

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ローカルビジネスには強い味方だ。

このGoogleマイビジネスで登録できる「ウェブサイト」の項目にインスタグラム のURLを登録する。

instagramを日々の情報発信やDM代わりに利用して、ホームページとしても利用する

小さなお店の店主の方からよく耳にしていたのが「ここのGoogleのところ、どうやって営業時間を直したらいいかわからない」のほか、「GoogleマイビジネスでSNSを『ウェブサイト』のところにリンクしていいの?」だ。

もちろん構わない。

インスタ・Facebook・TwitterにはURLがあるし、ユーザー側からしたら「お店の情報がちゃんと得られる」ことが目的なので、一番情報が新鮮なメディアにしておくと管理はラクだろう。

Googleマイビジネスを登録する際に「ホームページを作らないとダメ?」と思う方も多かったがそんなことはないので、急ぐ時や手軽に始めたいならSNSを登録→マイビジネスに登録はとてもおすすめ。

例えば今回のようなコロナ危機で急いで情報発信したくなったとしても、それまで全くしたことがないのにゼロから「ホームページを作る」というのはとてもハードルが高いはずだが、SNSならまだ容易だと思う。

Googleマイビジネスはお店の人以外も登録できる

「自分が登録していないのに、Googleの地図でお店が表示されている」

この声もよく耳にした。

そう、店主以外でもGoogleの地図上のお店や歴史史跡、神社仏閣など様々なスポットはGoogleの「ローカルガイド 」に登録されていたら自由に登録ができるし口コミも投稿ができる。

店主の場合、既に店舗が登録されていたらGoogleマイビジネスでオーナーとして編集が可能になる、というか登録されているならもうオーナーとして情報を整備したほうがいい。

Googleマイビジネスで注意したい点

誰かが登録してくれているから大丈夫ではない、営業時間や定休日などの変更までGoogleローカルガイド が細やかに対応してくれるとは限らない。

正しい情報を自らコントロールする必要がある。

「それならGoogleマイビジネスだけでいいのでは?」と思うかもしれないが、自己発信できるようにしておいたほうがいい。

以前投稿したように、Googleローカルガイドの酷評が目立つお店が自己防衛するならば、SNSでもブログでもいい、自らお客様との交流やサービスの内容について発信しておかないと、ローカルガイドのレビューだけでお店のことが判断されてしまう危険性があるからだ。

口コミの数がたくさん出てくると、ユーザーも情報を判断しやすくなるが、口コミが少ない上に酷評ばかり、しかもお店側からの自己発信がなければGoogleローカルガイドの口コミだけで「このお店に行くのはやめよう」と思われるかもしれない。

なので、ゼロから自己発信をする場合InstagramとGoogleマイビジネスはセットにしておいたほうがいいと思う。

インスタは積極的な自己防衛、手間をかけたくないなら

インスタグラムに関わらずSNSをお店の公式なホームページがわりにしてしまうと、更新頻度は重要になるだろう。

いつ更新したのかが分かりやすいし、閲覧者とのコミュニケーションも分かりやすく可視化されてしまうし、日々のコメントやDM(ダイレクトメール)など、ホームページ上に多く設置されているメールフォームより頻繁にユーザーからのアクセスが生じやすい。

Web経由でのコミュニケーションに使う時間や人手がなければ、SNSを使わず、お店側の最新の情報を伝えるためだけのホームページを設置するのも一つの手だ。

例えば既に常連客がいっぱいで新規のお客にまで手が回らない個人店などは、既存客のためだけに営業時間や利用可能なメニューを掲示しておくだけでもいい。

大切なこと

ホームページが当たり前な時代から、SNSが当たり前な時代にと変化し、年々Webを取り巻く環境は変化する一方だ。

だがどんな時代でも大切なこととは、SNS・ブログ・ホームページと手段は違えど、使いこなせないと意味がないということだ。自分のスキルに合ったツールでないと十分な効果を発揮できないことはよくあるし、コツコツ続けられることが重要だ。

また、ここで挙げたげたインスタとGoogleマイビジネスの情報整備も必ずしも正解といえない。

実際に使ってみてうまくいきそうだったらそのまま使う、ダメならどうしてダメなのか考えて色々試す。
それでもダメなら他のツールを試すとか併用するとか。

試行錯誤を繰り返さないことにはわからない。
やってみないとわからない。

先に経験した人の話を参考にしながら、自分に合った情報発信手段を探してほしい。

Google マップでテイクアウトやデリバリー情報を表示

コロナの影響を受けている飲食店のためにGoogleマップでテイクアウトやデリバリーをしている店舗をフィルタリングできる機能が追加されている。

ただし変更の前にGoogleでの審査を必要とする場合もあるため、現在情報更新に遅れが生じているようなので注意は必要なものの、今後もテイクアウトやデリバリーを継続するお店にとってはとても役立つ機能だろう。

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