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癒され佐賀。初めての古湯温泉。

温泉が好きです。

近畿で育ち、広島、その次は北九州。

本州にいた頃より、「温泉」はずっと身近になりました。

最初に別府温泉に行ってから、大分県や、長崎県の温泉へと何年も。

なのになぜか佐賀県の温泉にはあまり行ってないなと、昨年佐賀県の古湯温泉に初めて行ってきました。

古湯温泉とは

古湯温泉は、嘉瀬川の上流にある温泉です。

古湯温泉は、佐賀駅の北方20km、標高200mの山峡にあって、昭和41年7月、厚生省から、「古湯・熊の川温泉郷」として、国民保養温泉地の指定を受けている。
泉暦も古く、画家の青木繁やアララギ派の総帥として、日本歌壇の最高峰といわれた歌人の齋藤茂吉ら諸先生の曽遊の地として知られている。
「いで湯のいわれ書き」という古文書によると、人皇七代孝霊天皇の72年、中国の「徐福」が、奏の始皇帝の命を受け、不老長寿の霊薬を求めて、佐賀郡諸富町寺井津浮盃に上陸し、金立山に辿り着き、北山の翁として、浮世を忘れて暮らしているうち、或る日、「湯の神」が現われ、翁にむかって「この山中の西北あたりに、黄金の霊が湯となって湧出するところがある。必ず行ってその源をうがち、これを広めて多くの人を救われよ。」と告げて雨雲をかきわけて消え去った。
https://www.fuji-spa.com/about/

歴史はかなり古いようです。

隣の熊の川温泉という温泉地も、空海ゆかりの温泉らしく、歴史好きとしてはとても惹かれます。

泉質は、約38度のぬるめの泉温と、ぬるぬるした心地良い肌触が特徴で「ぬる湯」とも呼ばれています。(冬は寒いので加温しているところが多いようです。)

一度だけ行った、武雄温泉は1300年の歴史があるし、今頃になって佐賀の温泉がとても気になり出しました。

街並みが綺麗

古湯温泉に行って驚いたのは、街並みが綺麗だったこと。

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水路に咲いている花。

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石垣の苔むし感。

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川も整備されていました。

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メインストリートの休憩所?ベンチと足湯。

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散歩にぴったりな川沿い。

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公衆浴場もリノベーションされて、街全体がデザインされているようでした。

古湯温泉唯一の民宿「幸屋(ゆきや)」さんで宿泊

古湯温泉で唯一の民宿、「幸屋」さんに夫婦+子供2人で泊まりました。

楽天レビュー5点満点中4.78点と高得点で、レビューした人たちの「ご飯がとにかく美味しい」「宿の人の人柄の良さ」に惹かれました。

休前日料金なし、一泊二食の標準プランで税抜7546円、朝夕部屋食。
トイレとお風呂は共同でしたが、それにしても手厚いおもてなしです。

厳しいレビューも多い楽天トラベルで、ここまでの高評価とは、期待が高まりました。

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夕食です。

ご主人が作って、女将さんが接待してくれました。

料理の素材も味つけも、本当によかった。

美味しくて食べるのに夢中だったので、写真がほとんど撮れなかったのは残念でした。

子供用の食事には手作りのハンバーグ(しかも佐賀和牛)。

お肉大好きの下の子は大喜び、お肉が苦手な上の子も「これなら食べられる」と食べていました。

(ママにくれてもいいよ、と思いながらハンバーグを見つめていました)

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私は佐賀の地酒の飲み比べセットも堪能。

佐賀県は米どころだから日本酒も美味しいのです。

古伊万里酒造「前(さき)」光武酒造「光武」天山酒造「七田」

どれも通な日本酒です。

女将さんから「このお酒は色々変わりますので、ぜひまたお越しください」と。

はい、行きたいです。

熱々の茄子の田楽が、日本酒を進ませます。

一番好みだった「前」を単品でお代わりして、夕食は終了。

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朝食もおいしかった。

炊き立てのご飯はピカピカで、宿がある富士町で獲れた山のお米なのだと。

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おからが苦手な夫が「うまい、うまい」と食べていました。

おからって、美味しく作るの難しいんですよね。

家では作れないメニューの一つです。

朝食後はお風呂も楽しみ、一泊二食の上げ膳据え膳を味わって出発です。

女将さんが、寒いのに外に出てずっと手を振ってくれて、子供たちもずっと手を振っていました。

とてもいい宿でした。

宿のレビューで「実家に帰ったようだ」とありましたが、本当に。

お風呂も、家族湯のように一つの家族が一緒に入れるよう配慮してくれましたし。

コロナ対策もきちんとして、綺麗に掃除されていたので、トイレ共同も気にならずでした。

ただコロナや大雪でキャンセルが増えたとお話を聞いたので、早く収束してくれたらと祈るばかりです。

古湯温泉 民宿 幸屋
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/140774/140774.html

新しい試みも

古湯温泉街にあった富士小学校が廃校になったあと、リノベーションされてSAGA FURUYU CAMPというスポーツがメインの合宿所ができていました。

合宿所のほか、カフェもサテライトオフィスも。

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カフェに行ってみようと中に進んでみたのですが、この時は閉まっていました。

次来た時はここでお茶してみたいです。

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シェ・ハイジ 古湯マーケット望屋 mochiya 内
https://www.facebook.com/furuyumarketmochiya/

メインストリートに「イタリアン デリ」と「フランス菓子」「日用品雑貨」のお洒落なお店が。

ここも次こそは。

佐賀の日本酒が美味しすぎて買いに

古湯温泉の後は、吉野ヶ里遺跡公園に行く予定でしたがその前に、私の用事を先に。

佐賀のお酒を買って帰りたい!と、ネットで調べて「ラ・フィットくしだ」さんに買いに行きました。

スタッフの方に佐賀のお酒を飲みたいと相談して

「鍋島 純米吟醸 New Moon」と、宿で飲んだ「古伊万里酒造 前」を選びました。

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満足の佐賀、古湯温泉の旅でした。

また行きたいです。


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