シティリーグで優勝し懲役3シーズンが決まるまで

*注意事項

このnoteには過激な発言や思想が垣間見える部分があるかも知れません。断言していない理由は、この文章を一番初めに書いているので、この先どうなっているか僕にも分からないからです。重ねると、構築のこととかプレイのこととか一切書かないと思うので、そういう内容を期待している方は、世間で有名なサーナイトマスターと呼ばれている方々のnoteを読みに行った方が良いと思います。

このnoteを書いている経緯

・最後の投稿から半年以上経過している為
・シティリーグ-S1で優勝した為 (メインの理由)
・自分がシティリーグに向けて何をしていたか振り返りたくなったから

前置き

WCSでジャッジ(*1)をして以降ポケモンカードのモチベーションは高い方だった。ここでの経験をnoteに書いても良かったのだが、僕より文才に富んだ方々が、いい感じに色々書いているのを見て満足したので書く気が起きなかった。強いて僕だけが見た印象的なシーンを挙げるとするなら、便所でTordがプレイマットへのサインとツーショットに応じていた場面くらいである。そんなこともあり、ちょっと高まったモチベーションを抱えつつ横浜CLでのジャッジ稼働を終え、レイジングサーフ環境が始まり、シティリーグ-S1の日程が決まった後辺りからの物語が本稿の内容である。

(*1)

レイジングサーフ環境か、未来古代環境か?

発表されていたカードで未来古代の方が面白そうな気がしたので、特に深く考えることも無く、未来古代環境での出場を決意した。

使用候補デッキの選定

期間:10/28(土)~11/3(金)
シティリーグのジャッジをしたり、知り合いとの練習を通して、感じたことをいくつか挙げる。
1.事前評価の高かったトドロクツキexはイカレポンチぶっ壊れデッキという訳でもなく、可もなく不可もないデッキだということ。世間一般では速度に寄せ切った構築が流行していたが、個人的にはブーストエナジー古代を全てのトドロクツキexに付けてサイズを押し付ける構築を考えたりしていた。
2.テツノカイナexがヤバい。ミライドンexデッキは運が良いと後手1ターン目から動かしてくる。パオジアンexデッキは全方位サイド2枚取りデッキへ進化。
3.ツールジャマ―やロストスイーパーなどのポケモンの道具を無効化/剥がすカードの評価が上昇。ブーストエナジー古代や勇気のお守りで確定数ずらしやサイズ押し付けが増えたと感じた為。

上記では特に2の衝撃は大きく、自身の中でサイド奇数進行を押し付けられることが強みの一つでもあったサーナイトexデッキを「劣〇」、「愛がある人が持って行く思い入れ枠」等と仲間内にdisり散らかす程だった。また、1で記述したトドロクツキexも馬鹿に出来ない数入賞しており、自身がレイジングサーフ環境のチーム戦でバカ勝ちした(*2)影響で、逃げデッキとして考えていたギラティナVSTARデッキを一度捨てたのもこの頃。3の影響としては、相手の道具で耐久値が上がったポケモンを誤魔化す手段を搭載出来ないデッキの評価が落ちたくらい。

(*2)

さらに多くのデッキがバトルVIPパスという核兵器を搭載し、じゃんけんで先攻を取り合う環境が構築されていたので、後攻でも保証がある/そもそも後攻でも強いデッキとして、
ミライドンex
エヴォリューション型リザードンex
の2つが自身の候補に挙がっていた。因みに当時の脳内Tierはこんな感じ(*3)。

(*3)

期間:11/4(土)~シティリーグ3日前
四天王決定戦でエヴォリューション型リザードンが真っ先に四天王に決まったことで脳内状況が一変。じゃんけんで負けても何故か後手を取られ、その上こちらが嫌な顔をするというキモい状況が開幕。エヴォリューション型リザードンの構築の再考を余儀なくされた上に、そもそもの使用を躊躇うレベルになり、ミライドンexもリザードンexが元々かなりキツイデッキの為、使用候補から外れることに…
ここで自信持って候補と言えるデッキが消えたが、シティの入賞デッキ一覧を眺めていた所、ある天啓が降って来る。
★「ウンターチャー(*4)による縛り+ナンジャモやツツジによる手札制限+ベンチ狙撃=実質EXターン」

(*4)

期間:シティリーグ2日前~シティリーグ前日の夜
ここで★が戦術の一つとして組み込めるギラティナVSTARが候補に復帰して来る。しかし、自身の直感がギラティナVSTARを使ったらよくないことが起きると告げていた。(*5)

(*5)

他に★を実行出来るデッキは無いかと考えながら、僕と同日にシティリーグに出る友人の壁としてサーナイトexを回してみたら、全勝してしまい、ここで散々disっていたデッキが候補に名乗りを上げることに。(サーナイトexデッキにも★が戦術に組み込まれていたことにここで気付く)
因みに個人的に確定サーチの効かない核兵器を搭載する気にはなれなかったので、核兵器を放棄する平和主義なサーナイトexを使用していた。
壁をしながらこれ以上候補デッキを考えるのにも疲れていたのもあり、サーナイトexの使用を決意した。

散々コケにしていたデッキを前日の夜に使用することに決め、不安があったかというよりは諦めの感情の方が大きかった。しかし、流石にミラーを1度もやらずに当日を迎えるのは危険だと思い、ミラーを1度やった上でデッキ登録をし眠りについた。

ここでお気づきの人もいるだろうが、この男はサーナイトexを4時間ほどしか回すことをしていないのである。今までの高いモチベーションからの練習は何だったのだろうか…

期間:シティリーグ当日
相手の引きに圧倒的デバフがかかったり、運良く自身のプレイミスを咎められる場面が少なかったりで優勝。

結末

こうして懲役3シーズンが決まり、悠々自適にエクストラCLに向けて構えることが出来なくなったとさ。
デッキの練度に自身が無い時や残り時間に余裕が無くて焦っている時は、100点を目指すと100点か20点未満しか出せないから、80点くらいの妥協点を探して、それに届かなくて負けるなら自分が悪いくらいの気持ちでプレイする方が、結果的に70点くらいで止まっても流れで勝てたりするからオススメ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?