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読みました!『沈黙のWebライティング』『取材・執筆・推敲』

なるべく読書をしようと思いながら、積読が増えてしまう。私はそういうタイプである。

6月は気合いを入れて(尻を叩くともいう)意識して本を読んでいる。
読んだ後、本の感想や気づきを簡単にまとめることにした。

定期的に感想などのアウトプットをするつもり。もし気になる本があれば、参考にしてみてください。

SEO対策!沈黙のWebライティング


『沈黙のWebライティング』のアップデート・エディション。

SEOのためのライティング教本。SEOに強いライティングを、ストーリー形式で学ぶ。(本の帯より)

SEOライティングのノウハウが知りたい人へ、といっていた誰かがおすすめしていた。ちょうどアップデートエディションが発売されたので購入。

読んでみて……

  • メリハリがあり飽きずに読みやすい

  • SEOの本質が十分に理解できる

  • 実践しやすい文章の書き方にも触れている

  • メディア運営者向け、バズるコンテンツ作成にも

4つについて感想を書いてみる。

メリハリがあり飽きずに読みやすい

この本はマンガっぽいストーリーパートと、文章で詳しく解説したパートで構成されている。

ストーリーパートでは、温泉旅館を経営する姉弟が世界最強のWebマーケッターのボーンさんから旅館再建へのための知識を教わる……という流れ。

物語的にはライバルが登場したり、ボーンさんの秘密の話があったり、ちょっとふざけているような演出もあったり。

ストーリーパートだけでも、SEO対策で大切なことはだいたい理解できる。

文章で詳しく解説するパートでは、ストーリーパートで触れなかったことや、実例や詳細な手段などが書いてある。

SEOって難しいんじゃないの?本も分厚いし……という人でも、ストーリーと解説が交互にあるのでわかりやすく飽きずに読めると思った。

私はおもしろい!と思ってどんどん読み進めた。時間がかかると途中離脱してしまい積読になりがち。サクサク読めるので良かった。

SEOの本質が十分に理解できる

私自身は学習中のため、本当に理解できているのか?と言われると自信はないが……
SEOライティングでは何を意識したらいいのか、本質が分かったような気がする。

検索で上位に表示させるなど、そういうことは聞いたことがあるけれど……小手先テクニックとかセコいテクニックではなく、読む人のことを考え抜いた記事を作りなさいということ。それをじっくり教えてくれる本。

一度さらっと読んでみてなるほどね……くらいに理解したので、何度も読んで自分のものにしようっと。

実践しやすい文章の書き方にも触れている

文章をどうやって書くか、読む人が分かりやすい文章をどう書くかというところもしっかり書いてある。

ある程度どこかで文章の書き方を学んだり、お仕事で記事を書いていたり、多少経験がある人には知ってるな~ということかもしれない。

マインドマップを用いる、セルフディスカッションをしてみる、という点がとても参考になった。
具体的にどうやって記事を書いたらいいの?という疑問の答えがつかめた。

メディア運営者向け、バズるコンテンツ作成にも

旅館経営者ががんばるというストーリー的にも、メディアの運営者目線の話が結構入っている気がした。

オウンドメディアを立ち上げて、どうやって成果を出すかという視点。バズるという観点でも解説している。

ただのライターのための本というより、コンテンツを盛り上げる、成果を出すためにやるべきことを教える本?そういう印象。

まとめ

  • 文章解説パートをもっと読み込みたい

  • しっかり作りこんだ記事を書きたくなった

  • 「ウェブライダー」はすごい



書く人へ 取材・執筆・推敲


以前も紹介している『取材・執筆・推敲』

ライターの教科書というコンセプトで作られた本。分厚い本で、とても時間をかけて読んでしまった。

読んでみて……

  • すごい本に出会っちゃった

  • 流れるように読みやすい

  • 取材の大切さを理解した

  • 自信を持ってライターになろう

4つについて感想を書いてみる。

すごい本に出会っちゃった

これは以前書いたnoteを読んで欲しい。
本の20%を読んだところで書いた感想。当時これは私に必要な本、今読むべき本なのだと思った。

以下は引用。

一冊の本を通じて、人生を変える勇気があるか。これまで自分が受け入れてきた常識や価値観をひっくり返す勇気があるか。これまでの自分を全否定して、あたらしい自分に生まれ変わるつもりがあるのか。

古賀史健さんの「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」

「取材・執筆・推敲」を読んで、常識や価値観をひっくり返す勇気があるのか。人生を変える勇気があるのか。ライターになるぞという気持ちを整えてくれたような、私にとってはそんな本である。

文章が流れるように読みやすい

非常に分厚い本であり、400ページを超えているのだが、何故か読みやすい。文章がさらっと頭に入ってきて、理解しやすい。ページをめくるスピードも自然と速くなる。

想像以上の読みやすさ。
間違いなく書く人の教科書だなぁ。

いつもnoteを書いたり読んだりしている人なら、すぐに没頭して読めてしまうだろう。

取材の大切さを理解した

「取材・執筆・推敲」のタイトルから分かるように、3つのパートからなる。

取材というとインタビューをしない人には関係ないのでは?と思うが、そういうことではない。
もちろんインタビューライティングを学びたい人にはとても参考になるのだが、SEO記事を書く人もテーマやキーワードを「取材」している。情報を集めるという姿勢は同じだ。

私が思っていた以上に、「取材」は大切なんだと理解した。

何がどう大切なのか……そのへんはたくさん書いてあるので書籍を読んでほしい。一時的なテクニックというより、生涯役に立ちそうな心構えや姿勢、技術を学べた。

自信を持ってライターになろう

ふむふむ。なるほど……大切なんだな。と付箋をつけながらたくさん学んできてからの最後、古賀さんの読者への言葉が心に沁みた。

ライターの活動なんてできるのだろうか……
書くことに自信がない……

こういう自信がないよという人にこそ、おすすめしたい書籍。
私は「自信をもってライターになるといえない人」だったが、もうそんなことはないなと感じている。

この本を最後まで読んだ私は、ちょっとやってみるか……と思った。行動した。この本はお守りみたいな存在だよ。

まとめ

  • 書く人の教科書

  • 自信が欲しい人にすすめたい

  • 私のお守り的な本



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