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【HP制作】コーポレートサイト用のインタビューをしてきました!


こんにちは!Webrydayに勤務しております、おにぎりです。


普段はこちらで旅のブログや趣味について書いておりますが、今回は会社のブログに掲載するということなので、ビビりながら丁寧に書いていきたいと思います!

今回は、制作中のサイトに載せるための写真撮影とインタビューのため、大阪のとある会社に出張してきましたので、そのレポートを書こうと思います。
(おにぎりは大阪在住なので、大阪出張という言い方で合っているのかは謎)


よろしくお願いいたします!





インタビューは準備が8割?



今回は、会社の様子を見せていただき、実際に働いているスタッフの方にインタビューすることが私の業務でした。
もちろん何の準備もなく行くわけにはいかないので、前もってできる準備をしていきましたのでご紹介します!


1. 事前インタビュー


当日インタビューするお二人について、あらかじめ聞きたい項目をピックアップしてお送りし、事前に応えていただきました。
さらにその中で気になったことや、もっと深く知りたいことなどについて、当日直接聞いて、お話していただく、というやり方で進めました。

こうすることで、より深い内容のインタビューができたと思います。
(あと文章でなんとなくの人柄が見えてくる不思議)

人見知りの私にとっては、聞くことを事前に考えていけるので、会話をスムーズに進めるためにも必要な準備でした!


2. 録音機器の準備


インタビューした内容を記事にするために、さすがにメモだけで乗り切れるほど暗記力に優れたおにぎりではないので、インタビューの内容は全て録音させていただきました。

カメラマンのMさんが会社からピンマイクを持ってきてくれたので、それをスマホにつなぎ、録音していきます。
(おにぎりは大阪在住なので会社に取りにいけません…)

こうすることで、クリアな音質で録音することができました。

さらに予備として、スマホのボイスメモでも録音しておいたので、安心でした。(お一人、スマホで録音できていなくて震えた)(予備の方でよかった…)


3. 担当の方との打ち合わせ


今回は撮影とインタビューを1日で終わらせる必要があったので、スムーズにできるように、担当の方に現場の細かい部分まで共有していただきました。

・椅子と机はいくつくらい借りられるか
・お借りできる部屋はどんな広さなのか、音はどのくらい聞こえるか
・撮影する背景の壁は何色か、明るさは調節できるか、日光は当たるか
・入るときに入館証などは必要か
などの情報も事前にご共有いただき、またすべてのスケジュールに担当の方が同行してくれたので(!)、とってもありがたかったです…!

行かないと分からないこともたくさんありますが、事前にできる限り把握しておくことも大事だと感じました。



ついに出張当日!



現地に到着すると、担当の方(Kさん)が出迎えてくれました。
ずっとリモートでお打合せをしてきたので、初めて対面させていただきました。

Kさんに案内していただき、広い会議室へ。
インタビューと撮影用に、好きに動かしていいとのことだったので
Mさんが撮影しやすいように配置していきました。

配置が終わると、私はマイクと録音の準備、Mさんは外にロケハンに行き、準備をせっせとすすめます。



いざ!インタビュー



外での撮影が終わると、いよいよインタビューと、インタビュー中の写真撮影に移ります。

事前に答えていただいたインタビューシートと、追加で考えてきた質問を用意して、Yさん、Sさんのインタビューをしていきます。

全てを書くととんでもない量になりそうなので(おにぎりはただでさえ文章が長い)
3つピックアップしてご紹介します!


1. 目的を頭にいれておく


何のお仕事をするにしても大切なことが「目的」です。
インタビューでも、目的を意識しながら進めることが大切だと感じました。

今回はコーポレートサイトの制作で、実際に働いている方のインタビュー部分は主に「この会社で働きたい」と思う方が見てくれるだろうと予想しました。
なので、その方たちに向けたインタビューということを意識する必要があります。

いくつかあったのが、お話を聞いていて「えっ、そのエピソード面白い!」と思って深く聞いたことが、
会社を知ることや採用にはあまり関係がないことだったということです。

エピソードとしては面白くても、それが今回必要かを判断しながら進めることが大切だと感じました。(そのあとの文字起こしで泣く泣くカットしたお話が多数ありました…)

未来の(文字起こしをする)自分のためにも、目的を頭に入れながらインタビューを進めましょう!


2. 質問は考えすぎておいてちょうどいい


インタビューをしていくのですが、人見知りの私と、初めましてのお相手だと、どうしても最初は会話が続きません。

Aですか?

はい、Aです。

終了。

ということが何度もありまして、焦る焦る…。

ひとつの質問に対して、答え+エピソードや感想
が丁度よくでてくることなんてほとんどないので、こちらから投げかけていくことが大事だと思いました。

たとえば仕事内容について聞きたいときに

「仕事内容はなんですか?」
「仕事内容は軽作業とのことですがどんなことをするのですか?」
「軽作業で商品の製造をしているとのことですが何を作っているのですか?」
「軽作業で●●を作っているとのことですが、どういう流れで作るのですか?」
「何人くらいで、何個くらい、どのくらいの期間で作るのですか?」

のように、同じ項目でもいくつか質問を考えていくと良いと思いました。

事前のインタビューで、仕事内容については答えをいただいている状況なので、それを活かしつつ
実際お話してみて、ひとつの質問で色々なエピソードが出てくる方であれば
「仕事内容はなんですか?」の質問だけで十分だったりします。

逆に、具体的な質問をした方が答えやすそうと感じる方には、こちらから深掘りしていくようにしました。

深掘りするにも、
内面的なお話の方が出てくる方なら具体的な数を聞いたり、
自分のことをお話するのが苦手な方には業務や周りの方の話を中心にしたり、

たくさんの質問のなかからその方に合った聞き方を選んでいくというやり方がベストだと感じました!

事前準備をしっかりして、お相手が答えやすい質問を心掛けていこうと思います。


3. 本人の希望を最大限尊重する


今回のインタビューは(先ほど書いたように)スタッフさんが、今後一緒に働くかもしれない方がたくさん見てくれるであろうものでした。

その目的はお互いに共有しつつ、Yさん、Sさんがそれぞれ、
どんなところに魅力を感じて働いているのか
どんな人と一緒に働きたいと思っているか

という部分は最大限尊重するようにしました。

実際に働いている方からしか聞けないことや、どういった思いで働いているのか、今のチームに感じることなど、
生の声や気持ちはしっかりお話してもらえるように心がけました。
文字起こしをする際も、この部分はあまりカットせず、できるだけそのまま書くようにしました。

目的に対してギチギチに縛りすぎるよりも、おひとりお一人の人柄が見える記事が完成したと思います。


インタビュー中の撮影


さて、インタビューと平行して写真撮影もしていきます。

私もお話しながら、少しでも良い表情が出るように、と
雑談も交えながらインタビューしていきます。

その様子を撮影しながら、「なるほど~!」「えー!すごい!」相槌をとるMさん。
インタビュー中、この相槌何度も助けられました;;

雑談をして笑っているお顔や、真剣な話をしている表情など、
お二人のお人柄が表れた写真が撮影できたと思います。

予め画角や背景を考えて机や椅子を配置したので、スムーズに進めることができました。

今回は担当の方が同行してくださり、その日のスケジュールを共有しながら進めることができたので、
インタビューと同時進行での撮影も進めやすく本当にありがたかったです…!!



出張を振り返って



すべての撮影とインタビューが終わって、会社を出るころにはすっかり暗くなっていて、海からの風が強くとっても寒かったのですが、
訪問した会社のみなさんの温かさや優しさを感じて、あたたかい気持ちで駅まで歩きました。

素敵な会社の魅力をしっかり伝えられるHPをつくるぞ!とモチベーションもググっと上がりました。

Mさんはすべての拠点にカメラマンとして同行しているため、インタビューのフィードバックをいただき、今後の機会に活かしていきたいと思います!


帰りはMさんの新幹線の時間に余裕があったのと、休憩をちゃんと取れていなかったので
グリコの看板の前で写真を撮って道頓堀でたこ焼きを食べるという、THE・大阪なこともしました。笑


思い出のグリコ



次回に向けて



今回は初めての経験で、右も左も分からないままの出張でしたが、次回のための改善点をまとめたいと思います。


1. 全体の把握


今回は、別のディレクターが他の拠点にすでに行っていて、その様子もビデオ通話で聞いていたので、大まかな流れは把握できていましたが
最初から一人の場合や一拠点しか行かない場合は、自分で進行していく必要があります。

今回はMさんの力も借りながらなんとか進められましたが、自分で全体を把握して進めていけるようにしていきたいと思いました。

タイムスケジュールは頭に入れていったので、ほとんどオンタイムで終えられたことは良かったポイントでした!


2. 人対人でお話する


先ほど、「目的」を意識しながらのインタビューが重要と書きましたが…
インタビューの「目的」を意識したうえで、それ以上に人と人としてお話ができたら理想的だと思いました。

切羽詰まってくると「自分が閉じる」ような感覚になるのですが、こちらは常にオープンマインドでいた方が、お相手もお話ししやすいように感じました。

先々のことを考えるのももちろん大切ですが、今お話ししているお相手に興味を持って、会話を楽しめるくらいのフラットな気持ちでインタビューできたらと思います。

(そう考えるとテレビのMCの方のすごさが分かります…!!)

インタビューって究極のコミュニケーションなのかもしれないですね。


3. やっぱり事前準備が8割!


さっきも書きましたが、笑
やっぱり準備がとても大事だと思いました。

当日の進行をスムーズにするだけではなく、
目の前の方に集中するためにも、それ以外の心配事をできるだけ減らすということは大切だと思います。

今回はご担当のKさんのご協力もあり、しっかりと準備をしていくことができたので、次の機会でもできる準備・確認はしっかりやってから行こうと思います!



さいごに



今回は、個人的にはディレクターとして初めて最初から関わった案件だったので、とても思い入れのある経験になりました。
今回のようなインタビュー、ライティングなどもどんどんやっていきたいなと思います!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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