なぜ外国人は唾を吐きまくるのか


生まれも育ちも福岡の私は当然ソフトバンクホークスのファンなのだがチームの主砲であるデスパイネ選手の打席で彼が唾を吐きまくっているのが気になった。もう一球ごとに吐いてるし明らかにその唾がユニフォームに掛かっている。
最近もコロナで陽性判定を受けた巨人のウィーラー選手が唾を吐きまくっていたと問題になっていたがなぜ外国人選手は唾を吐きまくるのだろうか。
気になったので少し調べてみた。

①噛み煙草、ヒマワリの種
日本ではあまり馴染みのない噛み煙草だがアメリカ、特にメジャーリーグでは伝統的に多くの選手が使っていた。
頬と歯茎あるいは上唇と歯の間にタバコの一部を挟み、噛むことによって摂取する無煙タバコの一種だ。煙が出ないからといっても無害ではなく口腔ガンの原因となる。
摂取した後の不要な苦い汁は吐き出さないといけないので使用者は唾を吐きまくることになる。
ヒマワリの種を食べるというのもあまり馴染みがないがアメリカ人はスナック代わりにガンガン食べる。殻は不要なため吐き捨てるのでそれが唾を吐いているように見える。
MLBではコロナ対策のため両方が禁止されたほどお馴染みのようだ。

②激しい運動による生理的な現象
サッカーやマラソンなど激しいスポーツでは競技中に痰が絡んでしまうのは当たり前のようで競技者にとって唾を吐くのは日常茶飯事とのこと。
野球はそれらのスポーツに比べると動きの少ないスポーツだがランナーとして走るときは全力疾走だろうからそういうコンディションの時もあるのかもしれない。

③心理的要因
唾を吐き出す心理的な要因として社会に対する反骨心、自信のなさ、集中しているなどが挙げられる。
自分を大きく見せたいというのはアスリートにとっては大事なことだしルーティーンとして唾を吐き出すのも分かる気がする。

唾を吐く多くのスポーツ選手にとって唾を吐く行為はルーティーンとなっているのではないだろうか。ルーティーンといえば聞こえはいいが感心できる行為ではないため球界での取り組みが必要だろう。

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