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「怒り」の感情について - 対処と肯定

ひとみさんの記事を読んで、インスピレーションを受けたので、
記事を書かせていただきます。

読ませていただいたのは、以下の記事です。

ケンカを売ってでも
守らなきゃいけないもの
自分が大切にしている信条を
侵されたと思う時。

これが怒りの原動力です。

ケンカの背景にある感情を見事に説明されており、
なるほど!確かに!と思いました。

かく言う私は、ケンカをした記憶がほとんどありません。
怒っている様子が想像できないともよく言われます。

怒りたい時もありますが、感情的になると、
涙目になったり声が震えてしまったりして、
上手に怒りを表現することができません。
多分、ケンカには弱いと思います。

でも、怒りの感情がないわけではありません。
むしろ、日常的に怒っています。

(怖がらないでくださいね……)

特定の誰かに対して、というよりは、
世の中に対する怒りです。
理不尽、不条理、無神経……
それらに触れると怒りが沸き上がってきます。

怒りの対処


ある意味、私は怒りっぽいタイプなのかもしれません。
だから、自分なりの対処法を試行錯誤しています。

たとえば、電車の中で差別的な発言などを含む、
嫌な会話が偶然に耳に入ってしまったとき。

何をするかといえば、
イヤホンを付けて、音量を上げられるだけ上げて、
その会話をシャットアウトします。
ノイズキャンセリングです。うっせぇわ!!!

耳には良くないでしょうし、
音漏れも気になるところではありますが、
私にとっては怒りで心を消耗するよりも健康的です。

視覚情報についても同様の対処をします。
街中の広告等にも神経を逆撫でするものがあります。
(万人にとって心地よい広告ってなかなか難しいですよね……)

小説『楽隊のうさぎ』の中に、
「心を灰色に塗り固める」という表現が出てきて、
とても気に入っているのですが、そのイメージです。


アンガーマネジメントという方法があるようですが、
「怒りの感情をいかにコントロールするか」は人生において重要なテーマのひとつだと思います。

ぜひ、コメントで皆様の怒りの対処法を教えていただけましたら幸いです。

怒りの肯定


怒ることはエネルギーを消耗します。

怒りのあまりケンカに発展すれば、
傷つけたり、傷ついたり、
なにかを失うこともあるかもしれません。

でも、怒りの感情を完全に否定するつもりはありません。
むしろ、怒りを肯定的に捉えていたりします。

冒頭に紹介した記事でも言及されていますが、
ケンカを売りたくなるほどの怒りの裏には、
何か守りたい大切なものがあるのだと思います。

動物が威嚇行動をとったり、縄張り争いをしたりするのも、
自分自身や家族・仲間の命を守るため。
人間も動物である以上、何かを守るために、
怒り、争うところがあるのではないかと考えます。
(もちろん、私利私欲のための争いもありますが)

そう考えれば、怒りも必要な感情であると捉えられます。
怒らないというよりも、怒りに適切に対処すること、
さらに言えば、建設的に怒っている内容を伝え合うことが大切です。
ケンカよりも議論を。ヤジではなく意見を。

ただし、言うは易く行うは難しです。
冷静に議論を行うためには、双方がお互いの意見を聞く姿勢をとる必要があります。これがまた難しい……。

すっきりとまとめることができませんでしたが、
心地よく議論ができる世の中になりますようにと切実に願う今日この頃です。




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