2人旅
電車好きな子供を持つ親にとって、子供が移動の時間を苦にしないという事は大きなアドバンテージだと思っている。ただし、それは移動の方法やルートにこだわりがある、という事の裏返しでもあるのだ。
という訳で、2人で電車旅をする際にはいつも悩むことになり、今回はなぜか藤沢まで、快速も使わず各駅停車に揺られる事になるのだった。
(藤沢からは江ノ電に乗った)
半年ぶりの江ノ島にはすっかり賑わいが戻っていて、非日常感がこそばゆいような、邪魔な若人達を片っ端からしばき倒したいような、2つの気持ちがないまぜになった。おおむね後者の気持ちではあるが。
4歳も終盤戦ともなると、もうすっかり一丁前の少年である。自分の意見や意思はしっかり持っているし、それをどの程度相手に伝えるかという分別もある。
ここからは親の側が、子と自分は違う人間なのだ、という事を再度肝に銘じて付き合わねばならんなぁ、と思った。
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