見出し画像

小さな夏の旅4

駅前散歩

ひととおり遊び終わって、買い出ししてから宿へ向かうことに。
鬼怒川温泉郷を彷彿とさせる活気、山の息吹が町中に広がっている。

勢いを感じる店構え
自然と調和したホテル


とりあえず電車さえ見れたら満足な長男。
ちょろい。

もうちょっと散歩したい気持ちはあったけど、家族の皆さんの機嫌と自分の身体(主に体力と腰)がついてこない。

電車は撮れなかった


地球平面説

これは誤算ではなく事前に分かっていたはずなんだけど、ベッド2つで生み出された空間は、我が家の子供達にはちと狭すぎたらしい。

せっかくシャワーを浴びたのにわざわざ地べたを這いずり回る鬼畜キッズ達。ようやく寝たと思ったら、高速回転でベッドから落ちようとする。
坊ちゃんたちよ、君たちのいるこの世界の端は崖になっているのよ。

3面を崖に囲まれた小さな大陸

雰囲気の良いバーがあったので軽く飲もうかと思ったのだけれど、1,000円スタートだったので断念。嗚呼、小市民。


旅の終わり

2日目の朝は当たり前のように早かった。これも我が子をベッド脇の崖から落とさないため仕方ない。

高原の朝、それも雨の朝は涼しく、エアコンを付けなくても大丈夫どころか、むしろ少し肌寒いくらいだった。
こういう気候で毛布に包まるのは、たぶん最高の贅沢だね。現実には子供達に毛布を剥ぎ取られ、一人震える事になった訳だが。

のんびり朝食…のはずが、これも結局上の子の急な便意宣言により、念のため車に積んでおいた補助便座を取りに行ったり、使い終わった補助便座を水洗いして車に戻したり。
まぁ、慌ただしくなるのは旅の醍醐味みたいなもの。

どうせ雨なので、ゆったり帰り支度。道中、昨日のリベンジで足湯だけには浸かり、分厚い雲と共に帰途に就くのであった。

雨と共に去りぬ(おわり)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?