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小さな夏の旅2

見えぬ山

事前に調べた駐車場に車を止め、電車と富士山が同時に見えるらしいスポットへ向かう。

見えるらしいと書いたのは見えなかったからで、当たり前のように厚い雲に隠れた日本一の山は、結局この旅を終えるまで、ただの一度も顔を見せてはくれなかった。だから写真は無い。

せっかくだから電車の写真くらい撮ろうかと思ったんだけれど、長男が見晴らしの良い場所ではなく踏切で見ると言ってきかないので、安全確保に努めた結果、撮る余裕はなかった。
別に電車にそこまで興味ないしね。

これは道中見掛けた光景


雨降りの神社

この時点でまだ8時半。

元々は晴れ予報だったので、きっと水と戯れたくなると思って水源にある神社を参拝する事にしたんだけど、温帯低気圧が台風になっちゃうもんだから…。

冷たくて透明度の高い清流
よっぽど歓迎されてるのか霧雨から本降りに

まぁ、これはこれで。

足湯を求めて

少し濡れたし、休憩も兼ねて道の駅へ。足湯があるとの事でwktk。
…が、コロナの影響で今はやってないとの事。
残念。

五里霧中

お次は数年前にも行った事がある牧場へ。前回の時は草原に青空が広がり、おお牧場はみどりってなもんだったけど、はてさて雨降りの今回は…。

おお牧場は…牧場?

まぁ当然こうなるよね。
っていうのを少し外してくるのが我が家らしいと言えばらしい。

だんだん霧が晴れてきた
うん、牧場はみどり
無条件に「あの丘を越えて」が脳内に流れるFFⅨ信者


長男は野生動物のように草原を走り回り、次男も本人の意思とは無関係に動物と触れ合い、ここに来てようやく子連れ旅らしくなる。

朝の二度寝で充分に睡眠をとった子供達は、肉まんを与えてお腹を満たしてさえおけばまず不機嫌にならない。なお、食べるのに夢中で写真は無い。

つづく


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