見たい聞きたい歌い鯛

先日、仕事中にゲットしたゴミがメルカリで7000円に化けた。妻はこの週末、出張で家にいない。

絶好のチャンス!!!

というわけで
オープンしたのは知っていたが、なかなか好機のなかったタイ料理屋アロイアロイへ。
大使閣下の料理人を読んでから東南アジアの料理に興味が湧くものの
飲みに行く以外に外食をする機会があまりなく、タイ料理はラホツに続いて2軒目。文字情報だけで作ってみたことのあるソムタムとパッタイの、本当の味が知りたかったのでこの2品を注文。
やっぱりなんとなくで作ったのとは全然違う。
ソムタムは唐辛子や魚醤の使い方、青パパイヤの切り方、叩き方が大いに参考になった。辛さを選べたのだが、せっかくなので辛めで。
結構辛かったけど、慣れてくると心地いい刺激。

ソムタム



パッタイも素晴らしいの一言。
もうちょっと焼きそばっぽいのかと思いきやモヤシとニラはフレッシュでシャキシャキ。卵で包まれたやわらか麺は甘めでコクがあり、厚揚げと刻んだ沢庵がいい食感と隠し味をプラスしていて、ライムを絞ると味も香りも一段階アップ。聞くと現地でも沢庵を入れるらしい。なるほど確かに言われてみれば沢庵の味ってタイっぽいかも。
スープにはゴロっと大根が入っていて、あっさりとしていながら深い味わいで、どこか懐かしいような美味しさで余韻のある締めに。

パッタイ

楽器のフレーズもそうだが、料理もやはりインプットが非常に大事だ。
他者の素晴らしいアイデアに感動して、それを分析して、真似て、自分なりにアレンジを加えていくうちにオリジナリティが形成されていくのだ。
小さな守破離というか。

今はとにかく小さなことからコツコツと地道に積み上げていくばかりの毎日。
これに新しい刺激を挟むことで、こんなにも鮮やかになる。
昨日は、たつだこで楽しく飲んだし、今日も外食したし、明日は大人しくしていようかと思ったけどゴミ代あと1000円残ってるから昼は外行こうかな…

愉快な生活苦