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【レポート】第23回日本糖尿病インフォマティクス学会において 独自調査「マイナポータルに関する意識調査」を発表

株式会社Welby(以下、当社)は、2023年8月19日(土)・8月20日(日)に岐阜県で開催された「第23回日本糖尿病インフォマティクス学会年次学術集」にて、当社のPHRサービスならびに「マイナポータルに関する意識調査」を発表しました。

第23回日本糖尿病インフォマティクス学会について

第23回は「健康医療データを駆使する糖尿病の発症・重症化予防の未来」をテーマに開催されました。
昨今、健康・医療分野においてレセプトや健診データの集積が進むとともに、J-DREAMSやJ-DOME、JDDMなど糖尿病診療に関するデータベースが構築されてきました。
さらにIoTやICTの普及により、血糖や体重だけでなく日々の食事や運動の状況を含め個人の健康・医療情報の収集がすすめられつつあります。
本学会では、この多様な健康医療データの活用を目指し、糖尿病診療に携わる医師やCDE(糖尿病療法士)、保健師、管理栄養士、そしてサービス提供企業やデータサイエンティストなどが一同に会し、日々集積される健康医療データを糖尿病の発症・重症化予防に最大活用する方法を議論し、学ぶことができる場として開催されました。

当日の発表内容

WelbyのPHRプラットフォームは、2023年8月にマイナポータルとの連携を開始しました。 保健医療情報とライフログデータのシームレスな連携により、 新たなPHR利活用ユースケースを創出することを目指しております。
■本件のプレスリリース:https://welby.jp/category/news/230804150000.html

本学会では、内科系クリニック等患者にとって身近な医療機関の院長を対象に、マイナポータルに関する意識調査を実施しました。
その結果、調査対象全54医療機関のうち、70%以上の医師はマイナポータルデータの利用をポジティブにとらえており、特に有益と考える項目は「薬剤情報」「検診情報」「疾患情報」との回答を得ました。

株式会社Welby CMOマーケティング部部長 新谷将司より

地域医療を支えるクリニックの医師54名から調査協力を頂きました。ご協力を頂きました医療機関様に感謝申し上げます。
マイナポータルから取得できる情報が診療上、活用しようとのご意見が半数以上からあり、特に「特定健診の結果」や、「処方情報」が特にご意見が多い結果でした。
また、現在は取得できない「疾病情報」への期待も多い結果でもありました。公的なデータから医療情報を取得できれば、よりの治療効果が高い診療や診察時間の効率化を期待した結果だと推察しております。今後も、生活習慣病の重症化予防など、医療費適正化が進展することにPHR事業者として貢献してまいります。


WelbyのPHRについて知りたい方、採用についてのお問い合わせはこちらよりお願いいたします!


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