見出し画像

離島でカフェでも開いてみたい? 今でしょ! 今すぐやってみてー!!!!

   人口減少の波が凄すぎる。滝つぼに落ちるかのごとく、減り方がエグい。

なので、もともと過疎気味だった場所は、思いっきり過疎確定になってしまう。離島なんて、そのうち無人島になっちゃうところも出てきそう。

人口は減るし、人々は便利なところに移り住むので、自然とそうなってしまうのだが、それでいいのか問題がある。

たとえば、震災被害にあった能登のエリアは、また以前と同じように再開発できたとしても、多くの方はより便利な、たとえば金沢などに移り住もうと考えるだろうし、その方が合理的ではある。どちらかといえば、私も「指定エリアをコンパクトシティ化して、そこにインフラなどのリソースを集中投下して、そこに人が移り住んだ方が合理的なので、そうすべき」だと考える側である。

でもさ。

誰も住まなくなったエリアって、どうなるのかしらん?

荒れ放題になる程度ならいいんだけど、色々な思惑を持って移り住んでくる人がいないとも限らないわけよ。

別に外国人に限らず、特定の思想や宗教を持つ人たちがグループで占拠して……みたいなこともあり得なくはない。

その場所を、無法地帯化させていいのかというと、違う。

だから、離島に移り住む人には、ある程度の支援を講じてでも、移住促進をしないといけない。

が、その支援が、想像しているレベルを超えまくっているので、思わず手が震えたわけよw

分かりやすいのは、こちらのページ。

もちろん諸条件を満たす必要はあるけれど、難易度はそんなに高くなさそうに見える。

先日、ある地元の若い方から、離島で週末カフェをオープンさせる予定だという話を聞いた。

驚いたのは、そのリノベ費用の8割ほどが支援金でまかなえたという話の方である。

なるほど、それならば週末だけ離島でカフェをしても十分ペイできるなぁと思った次第である。それを全額自費でまかなう、またはローンを組むと思ったら、リスクが大きすぎる。週末だけなんて言わずに、休みなしに営業しないと絶対に無理なはずだが、初期費用がすっごく安く済むならチャレンジの敷居は低くなる。

飲食店なら、現地の人を雇用する条件を満たすのは難しくないんじゃないかな。特別な専門性が必要な仕事ではないから。

その若い方自身は、平日は都心部でのメインの仕事をするけれど、週末は離島で飲食店経営するというのは、ちょっと夢のある話だと思ったのよね。

カナメ「うちも離島でエアビーでもする?」

やめてよ。うちのビルでさえテナントさんが入らないのに。

エアビーなんて、クリーニングその他の維持コストがめっちゃかかる。むしろ負担が増えまくるわい。ふわっと言うなよ、ふわっと。

でもさ。支援金がたんまり出るというのは、いい話じゃない?
もちろん、飲食店だけじゃなくて、既存事業の拡大で支店を設置するなんてのもOKみたいよ。

もし調理や手芸などの手に職があって、自分のお店を始めたいけれど、それほどお金をかけられない状況ならば、まずは離島で始めてみるのも良いのかも。観光資源のある場所であれば、週末だけ営業して、平日はネット販売に打ち込むなんてのも良いのかも。

チャンスって意外なところに転がっているものよねぇ。
準備した人のところにだけ、それは降ってくるっていうけれど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?