【シニアdeゲーム】○○脱・下垂予防にRFAのモモデプッシュ

  何度も書いているが、私には4人の子供がいて、つまり4回の出産経験がある。末っ子の出産の際には自宅出産だったこともあり、助産婦さんに「気をつけないと下がってくるかも」というアドバイスを頂いた。

 基本的に体力に自信のある私は、産後直後からいつも元気いっぱいに動いており、特に問題なく過ごしていると思っていたが、ある時、月経カップの取り出し時にやらかしてしまい(汗)、それ以来、某所に違和感を感じるようになった。と同時に、くしゃみをした際にも、尿漏れを感じることがあり、「あああ、もうこれは治療しないといけないかも」と思い、何度か婦人科を受診した。

 海外に住んでいたので、海外の婦人科を色々と巡ってはみたが、「年齢的にも手術するのはどうかと思うし、それほど重度ではないので、まぁ運動とか頑張ってみて」と言われるだけであった。

 韓国の婦人科では、骨盤底筋を鍛えることができるマシン治療に通ったこともある。大きなマシンの中央に座ると、看護師さんが電気強度と時間を設定してくれて、あとはひたすら某所に当たる電気刺激を感じながら時間をやり過ごすだけなのだが、これが一回1,000円ほどだったので、割と定期的に通っていた。とはいえ、これだけで治ることはなかった。

 さて。

 症状をリアルに描写をすると、子宮が下がってくるのだが、その子宮を膣が挟み込むことで、違和感というよりも痛覚を覚えるのである。めちゃくちゃ痛い訳ではないが、痛いのは間違いない。家にいる時は、人為的にその位置を戻すようなこともできるが、外出中には、それもままならない。悩んだ私は、ペッサリーを挿入することを思いついた。

  ペッサリーは、色々なタイプがあるのだが、輪っかの形状になっているものの大きさが、何をどう考えても自分で入れられるようには思えず、タンポン感覚で使えるものはないかと探したところ、これを見つけた。そして個人輸入してみた。

 個人的な使用レビューを書かせていただくと、これはめちゃくちゃ良かったので、複数購入して割と長い間使っていた。着脱可能なものなので、毎日お風呂で取り出して交換することができるので、清潔に保てる。長い期間忘れずに使っていると、子宮の位置が安定してきて、時々はペッサリーなしでも大丈夫になってくる。その期間が長くなってくると自分の状況をすっかり忘れるのだが、やはり何かの弾みで下がってくることがあったので、完治した訳ではないことは分かっていた。

 さて。

 日本に帰国してから、Dr.stretchというストレッチの専門店で施術を受けたことがあった。このストレッチ専門店のことは、実は台北旅行中に見つけて、カナメがトライしてみたところ、めちゃくちゃ良かったとのことだったので、機会があったら一度試してみたいなと思っていたのだ。その時に女性トレーナーさんに「内腿をほとんど使っていないようで、筋肉がほとんどない」と言われて衝撃を受けてしまったのだ。

 そこで、脳内で色々とつながったのよね。

 内腿を使わないでどう生きてきたのかと思うかもしれないのだが、そのせいで歩き方にクセが出ていた。モデルさん等は、常に下腹に力を入れて姿勢よく歩いているが、それはすでに内腿をしっかりと使った歩き方なんだろうと想像できる。私自身については、歩き方が悪いから筋肉が育たなかったのか、筋肉がないからそういう歩き方になったのか定かではないが、この状態で子宮が下がって来ないはずがない、よね。

 私よりも上の年齢のお姉さま方は、ある一定数に私と同じ悩みを持つ方がいらっしゃる。彼女たちはどこに行っても「骨盤底筋を鍛える体操をしましょう」と言われるのだが、その体操で症状が治まったという人を一人も知らない。

 骨盤底筋だけを鍛えるなんて、できないし、ナンセンス!

 なぜなら、内腿からお腹までの部位に、筋肉がほとんどないんだからっ!

 そんなもんじゃ、解決しないのよっ!

 前置きが長かったのだが。

 昨年後半にNintendo Switchリングフィットアドベンチャーの抽選にあたり、それから今日まで一日も欠かさずトレーニングをしているのだが、そう言えば最近は某所に違和感を感じなくなっていることに気づいた。いつからかは分からないが、少なくともリングフィットを始めてしばらくの頃は、まだちょっと違和感が残っていた記憶があるので、運動の成果が現れるまでには2ヶ月以上はかかったと思うのだが、今現在、すこぶる快調なのである。

 リングフィットアドベンチャーは、全身を鍛えるチャンスを与えてくれるけれど、個人的に鍛えたい部位を選んで、それを集中的にこなすこともできる。スクワットをやりすぎてヒザを痛めそうになり、リングアローをやりすぎて肘痛を感じたり、プランクをやりすぎて肩が抜けそうになったりと、年甲斐もなく色々とやらかしつつも、そういう時は、その部位を避けて他の部位を鍛えることができる。多少の痛みを感じた時は、その部位を使わずにいると自然治癒するので、絶対に無理は禁物であるが、スクワットもやり、ウェストを絞りたいために腰あたりを鍛えまくり、ここ一ヶ月は、スキルセットにモモデプッシュを入れて熱心に鍛えた。

(上記画面で「モモデプッシュ」の動画を見ると、動きがよく分かるはず。)

モモデプッシュは、内転筋というふとももの内側の筋肉を鍛えるのだが、すでにスクワットや腰あたりの運動で周辺筋が育ちつつある状況で、内転筋を鍛えまくったせいか、姿勢までも変わってきた。長年ユニクロのサイズはMサイズだったのに、一昨年はとうとうLサイズになってしまったのだが、リングフィットのおかげでMサイズに無事戻った。

 私の2020年は、特に何事も大きく成したことはないと思っていたのだが、体型改善についてはバッチリ達成したので、良い一年だったと思う。

 手術が必要なレベルの方には難しいが、予防のため、もしくは時々違和感を感じていて、婦人科の先生に「運動しなさい」と言われている方には、心の底からオススメしたいものである。

 ちなみに私は運動負荷30でやってるからねw


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