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【コンロ使わないもん】ホットクックで甘酒(生麹)

   時々、無性に甘酒が飲みたくなることがある。

日本の食品業界のテクノロジーはすごくて、手軽にフリーズドライの食品を購入することができる。これで十分に美味しいし、常備しておくと病気になった時に重宝する。

ホットクックには、甘酒を使った自動調理メニューもある。低温調理の定番である。

が、ネットで「乾燥麹よりも生麹を使った方が、圧倒的に美味しい」という情報を見つけてしまった。

味わってみたい。

地元のスーパーで買える、地元企業の生麹がサクッと入手できてしまったので、甘酒を作ってみた。

が、ホットクックのレシピで使われているのは「乾燥麹」である。

生麹のレシピを見つけたので、それに従ってみた。

米と麹と水が同量、である。覚えやすい完璧なレシピである。
これを二倍量の水で薄めると甘酒になるらしい。

やってみる。

1、ホットクックに、米、生麹(ほぐしておく)、水を同量入れる。

入手した米麴が500g入りだったので、その半分の250gの分量でトライ。

一応、混ぜておいた

2、ホットクックの自動メニュー「甘酒」をセットしてスタート

3、できあがりを確認。

なんでこうなるのか不思議すぎる…..

4、使わない分は冷凍保存へ。

粗熱が取れたら、一回分ずつ小分けにして冷凍

5、原液と同じ量の水を入れて、再加熱してからサーブ。同量のお湯を注いでもOK。

できあがり!

飲んでみてびっくり!!!

美味しいけど、甘い甘い甘い甘い、甘すぎる!

甘すぎるし太る!!!!!太る!!!

と大騒ぎな私。

カナメ「うおおおおお、ほんまもんの甘酒。すごいね。お砂糖入れたの?」

砂糖など入れておりませんが、炭水化物って要するに食物繊維と糖質だからさっ!

療養中や低血糖になっているときには、一気に糖質を摂れる甘酒はとっても有益なものだと思うのだが、いかんせん甘すぎる。

少しだけお湯の量を増やしてようやく飲める糖度まで調整。

味的にはすっごく美味しいけれど、太りたくないなぁ。

時々飲むくらいならいいか。

ネットには、麹屋さんは高齢になってもお肌がスベスベだとか、生麹の甘酒を飲み続けていたら、めちゃお肌が綺麗になって健康になったとかの記事があふれているので、毎日飲んだ方がいいのかなぁと思ったりもする。

でも簡単に作れることが分かったし、冷凍保存もできるし、時々は飲んでみようっと。

そこでちょっと気になったのは、某店舗の生麹が売り切れていて、なかなか手に入らないという事実を知ったこと。

米麴は、意外とどこでも手に入るし、生麹も地元企業のものが手に入るスーパーもある。世の中でバズっているものだけが正解かというとそうではなくて、
「まだ誰にも気づかれていない、地元民しか気づいていない、優良な食材」は世の中にたくさんはず。

他人の結論に追随するだけではなくて、自ら発掘する楽しみも世の中にはあるので、みんなで隠れた名店にスポットを当ててあげてほしいなと思った次第である。

地元のものを買う方が、輸送費が少なくて済むので、環境負荷も低いのだよ。

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