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現代女性の味方!ピルの活用方法と最新ピル事情!


日本での普及率はわずか4%と言われているピル。
実は現代女性にはピルを飲むことのメリットが多いかも...?

ピルの活用方法から現代女性に有効なピルの効能、次世代ピルの種類などをご紹介します!


みんなはなんでピルを飲んでるの?

ピルを飲んでいる女性を対象に行なったあるアンケートでは、約50%もの女性が生理痛やPMSなどの緩和、生理コントロールのために飲んでいると回答していました。

ピルは避妊薬としてもちろんですが、半数以上の女性は便利さや生理痛への有効性に重点を置いていることがわかりますね。

ピルの世代別の種類いろいろ

ピルには大きく分けて4種類あり、それぞれに含まれる黄体ホルモンの種類によって変わってきます。

【第1世代】
黄体ホルモン(ノルエチステロン)、一番初めのピル、経血量が減り生理痛を和らげる効果に優れている
【第2世代】 
黄体ホルモン(レボノルゲストレル)、不正出血が少ない
【第3世代】 
黄体ホルモン(デソゲストレル)、ニキビ改善に効果がある
【第4世代】
黄体ホルモン(ドロスピレノン)、一番新しい新世代のピル、むくみにくい・下腹部痛や頭痛を軽減、休薬期間(生理期間)が4日と短い

年に生理が3回だけ?!最新ヤーズフレックスとは?

第4世代のピルの中でも、ヤーズフレックスというピルは今もっとも注目されており、こちらのピルは最大120日間連続して服用することが可能です。ということは、年に3回だけ生理をこさせるということが可能なのです!しかも1回の生理は4日間です。
PMS症状が酷い方にはとんでもなくメリットのあるピルなのでは...!

もちろん、120日間飲み続ける必要はないので、120日の間で好きなタイミングで生理を来させることが可能です。

海外では、ピルにより”生理をできる限り来させない”ということがトレンドになっているようです!

ただしこのヤーズフレックス、120日間連続服用している間に不正出血が起こることもたまにあるようです。(その際もピルを中断せず飲み続けることで避妊効果は持続します。)

この第4世代のピルは他のピルと比べて少し値段が高いというデメリットはありますが、できるだけ生理を来させたく無い、という方にはおすすめです。

ホルモン量によるピルの種類分け

また世代とは別に、ホルモン量の変化による種別もあります。

【1相性】
1ヶ月のホルモン含有量が変わらない、月経周期移動が容易、不正出血が少ない・月経前症候群が軽くなる
【2相性】
日によってホルモンの含有量が異なる、吐き気が少ない
【3相性】
日によってホルモンの含有量が異なる、吐き気が少ない

自分に合ったピルを探そう!

ピルには様々な種類があり、それぞれ効能も変わってきます。自分の体に合う合わないがあるので、初期の副作用(吐き気やむくみなど)がきつい場合は他のピルに切り替えてみることをおすすめします。

なんで現代女性に必要なの?

昔はお産回数が多かったり寿命も今ほど長くなかったので一生の生理回数が50回程度でした。それが現代の女性は子どもを産んでも1人の場合が多く、産まない場合もあり寿命も延びているので一生の生理回数が約10倍の500回とも言われています。

生理回数が多いと、子宮内膜症になる確率が上がるのです。子宮内膜症は現代病とも言われており、昔の女性はほとんどなることの無かった病気なんです。

結婚が遅くなり産むのが遅くなっている現代、妊娠前に内膜症と診断されることも珍しくありません。特に20代30代の若い女性に多いです。内膜症を発症すると、不妊症の原因となりますので妊娠できなかったりできずらかったりします。

子宮内膜症はピルで防ぐことができる!

この現代病とも言える内膜症、実はピルで防ぐことができるのです!
しかもピルで内膜症を防ぐことができるだけでなく、内膜症と診断された場合もピルで治していくことができるのです。

ピルには子宮内膜の増床を抑える効果があるので、服用をしている期間は子宮内膜症予防にもなっているのです!

このような理由からピルは現代女性にとってもおすすめのホルモン剤なのです。



今回はピルの活用方法について、最新の第4世代のピルについて、子宮内膜症の予防としてのピル服用について、細かくお伝えしてきました!


ピルを飲み始めたいけど種類がありすぎてどれが良いのかわからない、違うピルに種類を変えてみたい、とお考えの方はぜひ参考にしてください!


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