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ドイツ、4月1日より大麻合法化|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2024年4月7日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

三重県、高校生が大麻の種まきに用いる「播種機」を制作

参考記事:戦後途絶えた農機具、復元に挑戦 久居農林高生、産業用大麻栽培のプロジェクト(中日新聞Web)

三重県津市にある、久居農林高等学校の生徒が、戦後に途絶えた産業用大麻栽培に使用されていた伝統的な農機具の復元に成功しました。三重大学の依頼で、大麻の種をまく「播種機」と畑を耕す「中耕機」の2種類を製作しました。これらの農機具は、県内の農家によって春から使用され、性能をテストした後に改良が施される予定です。

ドイツ、4月1日より大麻合法化

参考記事:Germans celebrate as recreational cannabis use becomes legal (CNN)

ドイツでは、4月1日から特定の条件下で嗜好用大麻の使用が合法化されました。これを受け、ドイツ国内で合法化を祝う集会が開催。ベルリンのブランデンブルク門付近では、音楽に合わせて踊りながら大麻の煙を空に放つ市民も見られました。ドイツの大麻合法化は、若者の依存問題解決と違法市場の撲滅を目的としています。この合法化が、EUにどのような影響を与えるかが注目されています。

フランス、ドイツとの国境地域で大麻合法化の試験か

参考記事:French mayor calls for city experiment with legalised cannabis(thelocal)

ドイツで嗜好用大麻が合法化されたことを受けて、フランス東部のストラスブール市長は、ドイツとの国境地域で大麻合法化の「実験」を提案しています。この提案は、ドイツで許可されている措置をストラスブール市に適用することを目的としており、ドイツとフランスの規制の違いが、国境近くの住民を混乱させる可能性があると指摘しています。ドイツの大麻合法化が、EU各国に影響を及ぼし始めている状況が見られます。

ジンバブエ、主要作物をトウモロコシから麻へ

参考記事:Zimbabwe Farmers Swap Corn for Hemp Farming (High Times)

ジンバブエでは、国内の主要作物を伝統的な「トウモロコシ」から経済的な成長が期待される「麻」へ移行しようとしています。2023年、ジンバブエは産業用ヘンプのTHC規制値を0.3%から1%に引き上げ、麻産業に大きな変革をもたらしました。これにより、栽培や経済成長の可能性が拡大しました。しかし、主要作物の変更は食糧安全保障の観点から懸念が生じています。EUだけでなく、アフリカ地域でも麻に関する動向が見られます。

シンガポール、大麻所持による死刑判決は覆らず

参考記事:Ex-property agent sentenced to death for cannabis trafficking, as judge rejects defence that drugs were for research(yahoonews)

シンガポールで、大麻所持により死刑判決を受けていた元不動産業者の男性が、「CBDビジネス立ち上げを目的とした大麻所持」であると主張しましたが、判決は覆されませんでした。主張の矛盾や証拠不足が主な理由とされています。シンガポールでは大麻取締法が非常に厳しく、一定量以上の所持や密輸が目的である場合、死刑に処されることがあります。アジアには大麻やCBDに対して厳しい規制がある国々がいくつかあるので、渡航時には注意が必要です。

ナロパ大学、サイケデリック研究の副専攻を開設

参考記事:Naropa University Offering Minor in Psychedelics Studies (High Times)

アメリカのコロラド州に位置するナロパ大学は、サイケデリック研究の副専攻を新設し、2023年秋からプログラムを開始することを発表しました。ナロパ大学は仏教系の大学であり、心理学、幼児教育、環境学、音楽、宗教学など幅広い分野を学べる特徴があります。この新しいプログラムは、サイケデリックに関心のある学生に対して、人文・社会科学的アプローチを提供します。サイケデリック・セラピーの可能性、歴史的・現代的な応用、宗教的・文化的実践などを探求し、サイケデリック・アシステッド・セラピー分野でのキャリアを目指す学生に向けた教育内容が提供されます。

サンフランシスコ、420を祝う『SF Weed Week』が開催

参考記事:San Francisco Set To Host Inaugural Weed Week (High Times)、San Francisco Weed Week(公式サイト)

サンフランシスコでは4/20を祝うため、4月13日から21日まで『SF Weed Week』と題した様々な大麻関連イベントが開催されます。 『SF Weed Week』の公式サイトでは、大麻ブランドのマイラーバッグ配布イベントやBtoBミートアップイベントなど、多彩なイベントが予定されています。 興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

ハワイ州下院、大麻合法化を再び断念

参考記事:Hawaii House dooms adult-use cannabis legalization again(MjBizDaily)

ハワイで提出されていた大麻合法化法案が、今週下院の財務委員長によって採択が拒否されました。これにより、今回の大麻合法化法案は下院を通過することができず、合法化には至りませんでした。参考記事では「過去数年にわたる大麻合法化の取り組みも、保守派を動かすには不十分だった」と述べられており、ハワイにおける大麻合法化の難しさを示しています。嗜好用の合法化は困難かもしれませんが、医療用の合法化に向けた前向きな動きもあり、日本人にとっても関心が高いハワイの今後の動向に注目が集まります。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

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