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【カメラの設定を使いこなそう6】iメニューに登録できる機能を知る①

このシリーズは、カメラ初心者の僕がミラーレスカメラを使った結果、
・え?こんな機能があったんだ!?
・コレを知ってるだけで早く上達するじゃん!
と思ったことをシェアしています。

毎週土曜日にリリース予定です。
「NIKON Z50」に限らず、僕のようなカメラ初心者の方の参考になれば幸いです。

<解決する問題>
・使用頻度の高い機能の設定を、素早く変更できるようになります

今回は、操作性を極端に向上させられる「iメニュー」の設定についてです。

iメニューに登録できる機能

Z50のiメニューの位置

カメラには、「iメニュー」という特定の機能を簡単に呼び出すボタンがあります。

選べる機能の数はメーカーや機種により異なります。
例えば、同じNikonでも、Z50なら31個の中から12個、Z5なら35個の中から12個選ぶことができます。

<設定方法>
「MENUボタン→カスタムメニュー→f1メニューのカスタマイズ」
です。

設定したい項目を、マルチセレクターで選んでOKボタンを押すと、選択項目が表示されます。
選択項目を選んでOKボタンを押すと、設定が変更されてiメニュー画面に戻ります。

すべての設定が終了したら、MENUボタンを押して登録完了です。

選択できる機能数が多いので、何を登録すればよいか、始めの内は迷うと思います。

今日から数回に分けて、1つずつ説明していくので、必要に応じて登録してみてください。

今回は5つ紹介します。

1)撮像範囲設定

記録用写真や、SNS用など用途に応じてサイズを変更することができます。

FX(36×24): フルサイズの撮像範囲で画像を記録します
DX(24×16): APS-Cの撮像範囲で画像を記録します
1:1(16×16): アスペクト比(縦横比)が1:1の画像を記録します
16:9(24×14): アスペクト比(縦横比)が16:9の画像を記録します

*FXはフルサイズ機のみ選択可

2)画質モード

記録する画像の、画質モードを選びます。

FINE:JPEG高画質
NORMAL:JPEG普通画質
BASIC:JPEG低画質
RAW
RAW+FINE
RAW+NORMAL
RAW+BASIC

RAWとJPEGを分かりやすく説明している動画をご紹介します⇩。

3)画像サイズ

画像を記録するときの画像サイズ(大きさ)を設定できます。
画像サイズは撮像範囲との組み合わせで変わります。

APS-C機とフルサイズ機でサイズが異なります。

Z50の画像サイズ
Z5の画像サイズ

どのサイズで撮影すると、キレイに印刷できるのかを「カメラのキタムラ」のサイトで見つけました⇩。300dpi印刷が推奨されています。
(単位がmmなので注意して下さい)

カメラのキタムラ
プリントサービス Q&A

4)露出補正

露出補正とは、カメラが決めた適正露出と自分のイメージがことなる時に、操作することで、写真を明るくしたり暗くしたりするための機能です。

⇧のようなボタンが、カメラ本体に別である場合は、そちらを操作するほうが早いと思います。

5)ISO感度設定

ISO感度に関する設定ができます。
設定の幅は、機種により異なります。

「感度の自動制御」「感度固定」「制御上限感度」を決めることができます。

「低速限界設定」は、撮影モードPまたはAのときの感度自動制御が働き始めるシャッタースピード(1/4000~30秒)を設定できます。

Aモードを使用する方は、この「低速限界設定」を必ず行いましょう。

コレをAUTOにしてしまうと、
「シャッタースピードが遅くなりすぎて、手ブレする」
なんてことが起こりやすくなります。

次回以降に説明予定の機能

今回は、ここまでです。
次回以降、⇩を順次説明していきます。

6)ホワイトバランス
7)ピクチャーコントロール
8)色空間
9)アクティブD-ライティング
10)長秒時ノイズ低減
11)高感度ノイズ低減
12)測光モード
13)フラッシュモード
14)フラッシュ調光補正
15)フォーカスモード
16)AFエリアモード
17)光学手ブレ補正
18)オートブラケティング
19)多重露出
20)HDR(ハイダイナミックレンジ)
21)サイレント撮影
22)レリーズモード
23)カスタムボタンの機能(撮影)
24)露出ディレーモード
25)シャッター方式
26)Lvに撮影設定を反映
27)ピーキング表示
28)モニター/ファインダーの明るさ
29)Bluetooth通信機能
30)Wi-Fi通信機能
31)リモコン接続
32)メモリーカード情報表示
33)グループ発光設定
34)インターバルタイマー撮影
35)タイムラプス動画
36)フォーカスシフト撮影

それではまた

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