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「ピーキング」を活用すれば、写真はもっと楽しくなる


今回は私が実際にやっている、ピーキング活用法をご紹介します。

ピーキングとは

ミラーレスカメラには、「ピーキング表示」といってマニュアルフォーカス(以降、MF)で撮影する際に、ピントの合った被写体の輪郭に色をつける機能があります。

この機能を使うことで、肉眼ではピントを合わせるのが困難な場面でも、素早くおこなうことができるようになります。

また、オートフォーカス(以降、AF)でピントが悩む場合でも、この機能を活用すればストレスは最小限で済みます。

ピーキングの応用

さて、今回ご紹介するピーキング機能の活用法は、「被写界深度の理解」です。

AFでしか撮影しない方は、感覚でF値を選び、被写界深度を決めている方が大半だと思います。

良く言えば「直感的」ですが、悪く言えば「ピントが合っているところとボケているところが適当」なんですよね。

ただ、それだと脳内のイメージと、仕上がりにギャップが生じることも珍しくありません。

そこで活用してほしいのが、レンズに付いている⇩(黄枠)のAF/MF切替スイッチです。

やり方は、手間ですがとても簡単です⇩。

①MFにして、ピーキング機能でピント部を明確にする
②F値を操作し、ピント部・ボケ部をイメージと合致させる
③AFに切り替えて撮影する/MFのまま撮影する

標準レンズでは差が出にくいですが、ボケを楽しむ中望遠やマイクロ(マクロ)レンズ、F値が低いレンズだと、被写体深度をイメージ通り扱えるようにり、写真が今まで以上に楽しくなりますよ。

それではまた

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