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well f.m. 設立メンバー 「温泉のプロ」小山 芳久の増富ウェルネス ④

 
皆さんはホルミシスといつ言葉をご存じでしょうか
ホルミシスとは刺激という意味です。
例えば塩は生命維持に必要なミネラルですが、手のひら一杯にのせた塩を一気に食べると生命にかかわります。逆にトリカブトの様な猛毒でも極少量に薄めると漢方薬にもなります。

秩父多摩甲斐国立公園内・本谷川

 自然界に在る放射線も少量を浴びる事で免疫の向上が期待されます。微量な放射線の刺激で眠っていたDNAのスイッチが入ると言われます。
健康な状態に戻る為のスイッチです。
この様な動きをホメオタシス(恒常性)と呼んでいます。
免疫を高めるとはこの恒常性を維持することにつながります。異物やストレスに対する自己防衛反応のことで、交感神経と副交感神経のバランス力と内分泌ホルモンの調整力が必要です。
増富の湯の4種類の源泉(25℃・30℃・35土・37℃)の温泉入浴を上手に体感することでこれらの機能を向上させることができます。

早朝氣功の様子

 「交感神経」「副交感神経」の2種類があります。簡単にいうと、交感神経は身体を「戦闘モード」にするもの、副交感神経は「リラックスモード」にするものです。増富の湯での基本的な入浴法は次の通りです。
4種類の源泉の一番心地の良い浴槽をお選びください。今身体の心もとても欲している場所です。30分から1時間ほどお入りください。
症状別入浴法の一例を申しますと
・ストレスなどで心も体も悲鳴を上げている時は37℃源泉30分~1時間
・なんとなくやる気が出ない、ウツっぽい方は30℃か25℃源泉5〰30分
・血流や血圧・ホルモンのバランスを整えたい方35℃源泉30分~1時間
・比較的健康な方で免疫力を高めたい方は25℃源泉に1分から10分入浴後、35℃か37℃源泉にお入りください

増富の湯・大浴場


小山 芳久  Yoshihisa KOYAMA

◎well f.m. 理事 小山 芳久

株式会社塚原緑地研究所 主任研究員
NPO法人健康と温泉フォーラム理事
やまなしウェルネス推進協議会会長


〇温泉利用指導者  
温泉療法医のもと、症状別入浴指導、入浴プログラムの作成をします。
〇ファスティングアドバイザー
断食に関するトータル的なケアーやデトックスの指導をします。
〇 ファスティングダイエットインストラクター
準備食・回復食・リバウンド対策のためのアドバイスをします。
〇克元操体法インストラクター
痛みや体の歪みを自己調整するお手伝いをします。
〇 整体療術師
体のバランスを整えます。

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