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有機JASって安全なの?外国産でも有機JAS?

食に意識を向け始め、「無農薬」「無添加」「オーガニック」「有機」というキーワードを求めてお買い物し始めた頃。


有機JASっていう表示を良く見かけるので気になっていた。


有機JASとは?
有機農産物の名称の使用に関しては、ほ場の条件、肥培管理、種苗、防除法等、特別な生産方法で栽 培された農産物のみにJASマークの表示を付すことができます。 このため、有機農産物を生産しようとする場合には、あらかじめ「登録認定機関」から認定を受けた 上で、JAS規格の格付けを行います。 なお、流通段階において、小分け(箱詰めのものを小袋に詰め替える。)が行われ、有機農産物として 流通させるために小分け業者にも認定制度が、又、輸入業者にも認定制度があります。

農林水産省 有機農産物の表示概要


わかりづらー笑


つまり、


日本の法律で定められた【有機JAS規格】の認証を取った作物は
①種まき又は植え付け前2年以上、禁止されている農薬や化学肥料を使用しない。
②遺伝子組換え由来の種苗を使用しない。
③原則として農薬・化学肥料を使用しないで栽培を行う。
(許可された農薬・肥料は使用OK)

ということ。

遺伝子組み換えではないけど、完全無農薬ではなく、農薬はある程度使ってますよー
ってこと。

どの程度農薬が使われているか、などは生産者さんごとに異なるわけです。


これははたして安全なのか・・・???

そして、この有機JAS。
認証取らないと、いくら無農薬、減農薬、基準を守って栽培していても
「オーガニック」「無農薬」「有機」と表示できないのです。


そしてまたこの認証が、とんでもなく手がかかり、時間がかかり、お金がかかる。

そのため生産者さんの中には、有機JAS認証を取らず、 手間暇かけて育てた無農薬の農作物を「無農薬」と表示できずに販売している方も少なくないのです。


そしてこの有機JAS、2014年からアメリカで有機認証を取ったものは日本でも有機食品として販売できるようになったのです。

どうりで最近、「有機大豆の納豆」とか「有機大豆の豆乳」が割と安価で売られているわけです。裏を見れば大豆(アメリカ産)の表示。
お味噌も有機系はアメリカ産多いんです〜
日本の伝統発酵食品のお味噌が外国産原料って。。なんだかな笑

このアメリカ産有機食品が流通することで、それまで日本の有機JASで許可されていなかった農薬が、更に30種類以上使用されている食品が流通されるようになりました。

人件費もそこそこかかるし、海を渡って運ばれて輸送費も高いはず。


輸出やっていると感じるけど、輸送費のると製品価格ってとても高くなってしまうんです。


なのに国内製品より安いってなんだかなーと


アメリカ産小麦の残留農薬グリホサート問題で大変な目に遭ったので笑(別の機会に書きます)、
個人的にはアメリカ産は有機であっても選びません。


私が日々食品を選ぶ基準としては

できれば生産者の顔が見えて、生産者の思いがわかるもの、原材料の情報が明確で、安全と考えるもの。
農薬、化学肥料、添加物は極力入っていないもの。

をベースとして

これなんだろうと思う原料や添加物などわからないことは直接生産者に聞く。

回答が不明瞭であったり安全性が確かでないものは選ばない。

そして地産地消!函館いる時はなるべく函館で作られたもの、獲れたものを頂く。

季節の旬のものを頂く。

この辺意識しています。

特に地産地消や生産者の思いは大切に。誰にお金を払って経済を循環させるかってとっても大事だなぁと思うのです。


お買い物は投票。というように


応援したい!と思う人から買うようにしています。




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