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juice

無意識のうちに人を傷つけることをしている。自分も他人も。
で、わたしは無駄な記憶力の良さと持ち前のネチネチ感で傷ついたことを一生忘れないのだと思う。
って思っていたのだけど、思ったより脳のキャパは広くなくて、昔の嫌な記憶が薄れていっている。

なんかこんなしょうもないこと日々の積み重ねで忘れたくないんよ。わたしのわたしだけが所有できる痛みを、柔なことで上塗りして忘れたくないよう。

ま、そんなことは置いといて。

大学生のときに、え、〇〇ちゃん(わたし)って°C-uteが好きなん?今の時代はももクロなのに!って言われた。わたしには嘲笑が含まれているように感じられ、そうやねんという言葉と引き攣った笑み。
その子が少しハロプロに興味を持って、ハロプロっていいねって話してくることもあるが、この発言だけは絶対忘れないと思う。
人の好きなものを流行と照らし合わせて考えないでと拒否した瞬間。

こういうパターンで覚えているのがもう一つ。
小学校高学年のこと。母上がキティちゃんを好きだった。その影響か、絶対そうなのだろうけど、いちご新聞購読していたし、サンリオショップで引くくじも好きだった。その当時から今もポムポムプリン大好き。
持ち物もサンリオのものが多くて。それを見た友だちに、小学校高学年でサンリオは幼稚やろ、普通ディズニーちゃう?って言われた。
すごく恥ずかしくなった。わたしはケラケラして派手なグループにいる最前線女だと思っていたのに幼稚なものが好きだったなんて、と穴があったら入りたい気持ちを味わった。

思い出したので認めておく

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