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未来会議 Fukushima and Koza

津屋崎ブランチの山口さんの呟いたfacebookがたまたま引っかかった。
東北の震災を契機に関わってきた「未来会議」を沖縄でやる

???なぜ、福島が沖縄?
私の旅心をくすぐったのでした。

2011年3月11日 俗にゆう「サン・テン・イチ・イチ」

大きな転換点となった東北大震災は、その後様々なプロジェクトが生まれてる。

未来会議もその一つ。

ぐらいにしか認識をしていなかったけど、山口さんがずっと関わっているということは、なんとなく知っていた。
その程度だった。

私は、その「サン・テン・イチ・イチ」に影響を受けた人間だと思っていたし、わずかではあるけれど、関わった部分もある。

だから、いい機会だなあと思って、その沖縄であるイベントに顔を出すことにしたのでした。

その場所は、コザ 。
市町村合併で沖縄市となったものの、コザの通称が通っている町。
その昔、仕事で通過したことはあったけど、立ち寄ったことはありませんでした。

旅モードも働いたわけです。


旅する力量があがったコザへの行程

福岡空港→那覇空港→コザ
交通手段は、飛行機にバスという公共交通機関を利用することにしました。
まず、飛行機を、マイルを使って予約。
10月上旬でした。 次に、宿泊先のホテルをTrip.com、booking.com、agodaを比較して、イベント会場に近いホテルを”agoda”で予約し、確定メールを受領。

あとは、当日のバスがうまくつながればいいなぐらいの、気楽なものです。
何せ、時間はあるので。
ただし、google先生で検索しても那覇空港からのバスの時間がイマイチわからない。15時に空港に着く予定で、映画の上映開始(初日のイベント)が18時だから、まあ、なんとかなるだろうという感覚でいました。

那覇空港に降り立ち、コザ行きのバスがGoogleさんでも、やはりよくわからず、インフォメーション行くことにしました。
さすが観光立国、沖縄です。
すごく丁寧に教えてくれました。
「4番まで行って、10分後来るのが、最後です。
整理券をとって、まってください。その出口を出て右に行くとすぐにバス停はあります。」
と言われて、4番に行くと

バス停に書かれている方面が南行き。
糸満?南方面だよな・・・・・・。

不安になるので、周りを見ると
バス停3番に人が並んでい流。そこまで歩いて確認すると、そこのバス停の行き先の表示が、コザ、具志川となっている。

?どういうこと?
並んで方に、尋ねてみると、そのバス停に書いてある番号に飛び乗らないと大変だもんね。乗り換え。
時間通りに来ないしね。30分位は日常よ。
インフォメーションの人も把握してないからね。
まあ、遅れるのは仕方ないと。
沖縄の洗礼を受けつつ
待っていると、あれ?
4番にコザ、具志川行きがちょうど、来た。

???????
で、飛び乗る。
さて、インフォメーションの人は、正解だったことにしておこう。
バス停の表示はなんだったんだろう・・・・・。
次回、那覇空港jに行った時に、確認しよう。

宿泊先
agodaでホテルを予約して、チェックインしようとしたら、

https://www.agoda.com/ja-jp/account/reviews.html

予約がありません。

え、えーーーーーーーー。

agodaは、裏では、bookingのシステムも使っているようだけど、そちらの履歴にもない。

やどなし?

どうも、ニ週間前ぐらいに、システムトラブルで同様のことが多発したようです。

と一瞬思いましたが、一室だけ残っていいました。
先に言わんかい!

ということで、次回からは、予約したら宿泊先に、連絡するようにします。


公民館機能のシアタードーナッツ

初日のイベントは、コザにあるシアタードーナッツで
ドキュメンタリー映画「いわきノート」を鑑賞した対話会でした。

映画は、現在無料で鑑賞できます。
映画を見ながら、「サン・テン・イチ・イチ」以降の自分のヒストリーを思い出していました。
・福岡から有志を募ってボランティアに行ったこと
・会社を通じた取り組みに関わったこと
・その他諸々のボランティア

シアタードーナッツ館長と津屋崎ブランチの山口さん

会場は満員。半分が福島から半分が地元と私のような別の地域から
グループを組んで、2ターンぐらい感想を共有しました。

そこでようやく、なぜ福島の「未来会議」チームが沖縄に来たのか?
ということを理解したのでした。
エイサーの起源については諸説あるそうですが、一説では「袋中上人(たいちゅうしょうにん)」という僧侶が琉球に伝えた“念仏踊り”がエイサーに発展したと言われています。

ルーツという繋がりがあり、「サン・テン・イチ・イチ」のタイミングで,
すぐさま沖縄そばの炊き出し部隊が現地に向かったんだそうです。
未来会議のチームは、去年そのきっかけをベースに、コザを目指しました。

原発と基地

国の抱える問題を直接的に住民が関わっている状況が、街を二分してしまいかちな生活が、よく似ているのだ。

映画の中での印象的なインタビューは、保育園の園長先生へのものでした。
質問
「なぜ、この園を閉じて他に行かないのですか?」
園長先生
「ここで生活をしなければならない人が存在していて、子どもがいるからね。」


初日の打ち上げ(沖縄だもの)

シアタードーナッツの館長と
まさかのマインドフルネスで出会った元APU学生と

よそ者(福岡から)の私も気持ちよく受け入れていただき、未来会議メンバーともワイワイと。面白いのは、LFCコンポストを東京のコミュニティでやっているという方や、その昔、福岡でマインドフルネスのイベントをした時に別府から来てくれた女性がいたこと。
世の中狭いね。


二日目
ワールドカフェでは、バラエティに富んだ参加者
福島の未来会議チーム、沖縄、東京、和歌山、山口に福岡。

テーマは、「生きていくってどういうことなんだろう」という答えがない問いです。

答えがない問いにどのように向き合うのかが、とても大事だと思うし、それに対して、対話をするという機会は、本当に大切です。
未来会議メンバーの方々は、それは手慣れていらっしゃって、それぞれのグループ(国)で盛り上がりながら、国を行き来して対話していました。

沖縄の参加者からは、福島の原発の問題を聞いて、沖縄が置かれた状況と本当によく似てるとおっしゃっていたのが、印象深かった。
コンフリクトの解決には、やはり”対話”しかないんだと強く強く思った次第です。
いい空間といい時間でした。


帰り行程:コザの高速バス→那覇空港→福岡
会場からタクシーで高速バスの停留所付近まで移動して、那覇空港へ
行きの路線バスより安い・・・・・・・(タクシー代抜き)

那覇空港では、最後のミッションがありました。
空港に寄贈されたピアノを弾くというものです。

平和を祈って、「パリは燃えているか」

ミッションコンプリート

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