自分だけの本を作ること

最近、京極産の妖怪シリーズを、また読み返したいと思うようになった、最期のシリーズまでは、まだ読んでないのもあるけど好きなのは魍魎の匣なのよ、匣にとりつかれた男、中に収まった少女、近親恋愛という自分の好きなワードがぎゅっと詰まっているからね。

京極さんが小説を書く時、読みやすさを追求しているというコラムがあって、読んでいて凄いなあと思ってInDesignで小説を書いているという話に読みやすさ、漢字のルビ、見開きやページの終わりで必ず文章が終わる、版面によって読み味が変わるという言葉に、あっ、そうかもしれないなあと思ってしまったわ。
文章って読んでいるとリズムというのかな、音というか、形みたいなものが感じられるのよね。
本を見開きにしたとき、ちゃんと終わっていて次のページに行くというのは気持ちが良いと思うのよ。

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