みけにゃんさんとRepezen Foxxがやった権利関係の妙技

みけにゃんさんを調べてから、どことなくレペゼン感を感じてたんだわ。コレコレさんと揉めるし、炎上多いし、
でもそれだけならいっぱい共通する人いるやん…
気付いたんだよ。1番の理由に。
それが権利関係だった。

レペゼンの場合


レペゼン地球の2020ドーム直前、所属事務所の筆頭株主と揉める。その果てに事務所離脱してのドーム公演となった。
で、楽曲リリースは事務所としてやってたから全配信停止された。
その後DJ社長が騒動を明かし(裁判始まる前)、
事務所との商標問題の都合上、Repezen Foxxに改名を宣言。
そして、レペゼン地球時代のセルフカバーやりますと宣言。
これ深く語ると、
・楽曲の著作権は事務所経由でJASRACに信託されている
→JASRACに手続きさえすれば楽曲は使える。
・配信音源にかかる著作隣接権(原盤権)は事務所が持っている
→事務所が関わらない形で再びレコーディングすればいい。
だからセルフカバーを決行したってこと。
え?事務所に著作権侵害で訴えられないかって?
チッチッチ。著作権には、
著作財産権と著作人格権の2つあるのだ!
著作財産権はお金儲けの道具としての著作権だから権利を譲渡できるが、
著作人格権は著作者の意図を歪ませない鎖としての著作権だから権利が著作者から動かない!!
そして、レペゼンはリリース楽曲の大半がメンバーの作詞作曲だし、
それ以外の作詞作曲者もレペゼン側についていたため、
著作権侵害の訴訟は不可能だったのだ!
権利的妙技。

みけにゃんさんの場合


一時期Vtuber潤羽るしあとして活動していて、
まふまふさんとの騒動の果て、情報漏えいで事務所との契約を切られたわけだ。
潤羽るしあの所属事務所の場合は、アバターの権利は事務所が保持するし、活動名の商標先使用もしっかり主張するため、
去ったら別の名前、別の姿でやるしかないわけで。
そんなわけでみけねことして活動再開したわけだが。
2023年頃のアバターのリニューアルで、潤羽るしあっぽくなったわけだ!!(るしあの魔力ブーストモードと髪色も近い)
著作権侵害にならんのか?
チッチッチ。
アバターの制作者(界隈の言い方すれば、ママ)が、潤羽るしあと同じ人なのだ。
レペゼンの件で語った著作人格権を思い出していただきたい。
そう、これもまた、権利的妙技なのである。

最後に

この二組みたいにしぶとい人は良くも悪くも手段を選ばないから、アンチするくらいなら逃げるが勝ちね。ここまでやれる人たちを根絶やしにはできんで。
※俺は例に挙げた二組の信者でもアンチでもないよ。

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