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イングヴェイよりもマイケルロメオをフェイバリットに選んだ理由

これまでイングヴェイの記事を多数投稿して
彼の素晴しさを伝えて来ました
ネオクラシカルにハマったキッカケは勿論イングヴェイ
僕の過去の記事で僕が影響を受けたギタリスト第5選を選んだ中にイングヴェイではなくマイケルロメオをフェイバリットに選びました
じゃあ何故にマイケルロメオなの?という疑問にお答えしていきたいと思います

先ずマイケルロメオの魅力について

彼はSymphonyXのギタリストとして活躍しています
ネオクラシカルの代表ギタリストとしてはクリス・インペリテリやジェイソンベッカー等が知られています
マイケルロメオというと少しマイナーというか
イングヴェイ等に比べると少し影を潜めてしまう存在
ギタリスト間でもイングヴェイの話題はよく聞きますがマイケルロメオ話題はあまり聞かれませんね

彼は速弾き、スウィープ等のスタイルに加えてタッピング多様するスタイルが主流となっています

高速にプレイする点ではイングヴェイと似ていますが情熱的に演奏するイングヴェイに比べて
非常に計算尽くされたスタイルなのが特徴

それこそ初期の頃はネオクラシカルバリバリだったのに対し現在ではプログレメタルにスタイルを移行し少しずつネオクラシカル色は薄れてきています

が、彼の演奏技術は年々上がって来ており
曲のバラエティの豊富さも魅力となっています
彼の作曲センスはずば抜けてよく
作曲家としての才能は凄まじいものだと思います

特に僕が影響を受けた「Paradise Lost」は恐らくマイフェイバリットアルバムの中でも間違いな上位に君臨するほどの名盤です

ギタリストとしてではなく作曲家としての側面だけでも十分飯を食っていけるほどだと僕は思っています

特に僕が衝撃を受けた「Set world  on fire」は恐ろしい程にヘヴィーでかつ壮大な楽曲でした
一曲目のインストから徐々にテンションが上がっていきイントロのリフでアドレナリンがスパークします
今まで沢山のメタルアルバムを聴いて来ましたが
このアルバム以上に衝撃を受けた一枚はありません
それほど彼の書く楽曲は素晴らしいのです


セリフタイトルアルバム「SymphonyX」でメジャーデビュー果たし、The damnation gamesやTwilight in Olympusでヒットを飛ばしたネオクラシカル期から

近年の プログレ期まで少しずつプログレ色に舵を切っていったのですが
正直どのアルバムも名盤と言っていいほどあまり駄作がない感じがしました
勿論オマージュというか似たりよったりになっていたのは事実ですが
それでも彼のギタースタイルもそれに合わせて変化し決してマンネリ化いませんでしたね

僕自身イングヴェイを聴き続け
多大なる愛を注いでいたのですが、少しずつ彼のギタープレイにマンネリしていったのも事実で
手癖に頼りつつある彼のプレイに飽きてしまってました
それに加えてネオクラシカルというジャンルにも
興味が薄れていき
イングヴェイはほぼ聞かなくなる時期が存在していたんです
そこで僕が出会ったプログレ及びプログレメタル
今までの常識を覆す存在となり
一気にプログレメタル熱が入ってしまいました

そこで出会ったのがDream theaterとSymphonyXでした
Dream Theaterでプログレメタルに入り
SymphonyXでドはまりした感じですね

Dream Theaterはそれこそ初期の頃ら辺がベストで徐々にヘヴィーメタル色が強くなって来た頃から少しずつフェードアウトしていきました
というのも彼らが書くヘヴィーな楽曲はどうもピンと来るものがなく
なんかこれじゃないんだよな考え強かったです
現にトレインオブソートでは完全にこれはアカンなってなってしまって
もういいやって思ってしまったのが事実

そこでプログレメタルつながりで出会ったのが
SymphonyX 及びマイケルロメオだったのです

イングヴェイを聴いていた頃からちょくちょくマイケルロメオの名前は聞いていたのですが
正直僕の引証ではイングヴェイの二番煎じという立ち位置でしかなく
それ以上でもそれ以下でもないという印象だったのですが

僕が出会った「Paradise Lost」では今までの僕の認識が完全に間違っていたのだなと思いました

非常にスリリングでありながら非常に細かいところまで計算尽くされた楽曲の数々に度肝を抜かれ
これこれ!これが一番今聴きたかったものだと
僕のマイケルロメオ熱が一気に入った瞬間だったのですよ

それからというものの沢山の楽曲に触れ
次第にはSymphonyXの楽曲をコピーするようになるのですが
僕は今までいかにギターのプレイが粗かったのか思い知らされましたね
ピッキングの細かいニュアンスからタッチ
もっというとピックの握り方、運指の力の入れ具合まで
ここまで僕自身がギターに向き合い
プレイに集中して取り組んだ時期はなかったですね
それくらい僕が熱心に練習に取り組んだのがマイケルロメオのギタープレイだったんです

今まで弾けた気でいたスウィープピッキングも
彼の楽曲をカヴァーしていかに雑だったのか
苦手で避け続けていたタッピングも本格的に練習に取り組みました

前の影響を受けたギタリスト5選で僕はマイケルロメオ"大先生"と呼んでいたのもこういう経緯があってのことだったんですね!
今でもマイケルロメオのフレーズをカヴァーしていますが正直完璧に弾きこなすまでは到底達しておらずまだまだ自分は青二才だなと圧倒されています

ネオクラシカルなスウィープフレーズやオーソドックスなペンタトニックフレーズ
難解なプログレスタイルリフ
そして高速タッピングフレーズどれを取っても妥協がなくかつやりすぎるわけでもなく
非常にバランスよく楽曲に自然と入れられており
決して楽曲の邪魔をしていない
基本的に楽曲がメインとなっており、ギターソロは飽くまでエッセンスという立ち位置になっているのも従来ギターヒーローとは少し違う点でした

弾きまくるけどやりすぎない
単純なフレーズに見えて非常に難解でリズム感ピッキングタッチが鬼の様に難しい部分が要所要所で垣間見れ並の練習では会得出来ないレベルです

歳を重ねるごとに退化するどころか全盛期よりもキレが増しているギタープレイ
一体何処まで行ってしまうんだこの人はとw

彼のソロアルバムも少し聴きましたが
非常に楽曲が良い反面
これSymphonyXとどう違うんだ?と少し残念な印象ですがw

やっぱり彼の楽曲は素晴らしい
これにつきます!!


そうそうそれと彼の手は非常に小さく
まるで子供の手の大きさ並みに小さいらしいですね
割りとギター下げ気味にしているのにあのテクニカルなフレーズ
どうやって弾いてんだろうなと不思議に思います

逆に短い分タッピングは非常にやりやすそう

僕もそこまで大きい方ではないので
割りとマイケルロメオスタイル参考にしている部分が多いです

イングヴェイは手が大きすぎるもん
真似しようにもねw


というわけで僕の大好きなマイケルロメオ大先生のお話でした

またマイケルロメオの楽曲もレビューする記事を上げようかなと考えていますので

またぜひぜひ見に来て頂けると幸いです

では!


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