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自分の自由を奪う、自信を奪う人から逃げてもいい理由


人は逃げるという行為を悪いものだと考える事が多い傾向にあります。もし貴方が正しい行いをして誰かのために一生懸命に生きていたとしても、あなたを貶めたり、自信を奪ったりする人間はいます。
そういった人たちから逃げてしまうという行為は、即ち負けだと感じ立ち向かう。もしくは我慢してやり過ごしてしまう。それが強さだと信じている人が多いです。

ですが逃げるということは悪い行動だと認識してしまうと
どんな状況でも我慢しようと自分を無理してしまう事が多いです。どうしても逃げれない状況に身を置いていたりする人は、そんな事出来るわけじゃないじゃないか!?と思うかもしれません。

勿論簡単ではないです。逃げたくても逃げれない事なんて山程あります。ですが逃げてはいけないというのは自分自身を見つめる事を指すのであって、わざわざ個人の自信や行動を奪うものから逃げるというのは、自分を守り、自分自身の為になるのです。

この世の中の多くは戦いの場として用意されています。
戦いに勝利する。勝たなければ生きることが出来ない
人々の長い歴史の中で深く教育されてきた常識であるのですが、わざわざ負傷するとわかっている戦場に身をおいて自分を亡ぼすなんてことは、負けてしまったという姿を晒してしまう以上に愚かな存在だと認識されるだけなのです。

同情を買う、誰かが自分を見てくれている
勿論そういった場があるのならば戦い負傷したとしても苦にはならないでしょう。ですが中々そんな状況というのは見つかりにくいものですね。

世の中には平気で人を貶めて自分の存在を確立することしか出来ないずるい人間もいます。
それが普通となって常にターゲットを探し続ける人間もいます。貴方がもしそういった人間の格好のターゲットになりやすい、心優しく人の気持ちに気がつける人ほど、そういった人たちの獲物にされやすい。人が良いためのその人は実は本質的には純粋で優しいはずだとその人自身を変えようとしたり、寄り添ってあげたいと思ってしまうこともあります。

もう一度いいます
逃げることは悪いことではないんです。
逃げてしまっても罪悪感に苛まれる必要性など皆無です。貴方が離れても常にハイエナの様に彷徨い常に自分のプライドを保とうとするだけです。
貴方が我慢して我慢してその人の為にいくら情熱を注ごうとしたところで、相手はそれをネタに酒を飲んでいたり、口を開けてガーガー寝ているのです。

そういったものから逃れる、自分を高める自制心というものを育む為に必要なのは自分自身と向き合う時間です。
せっかく培った素晴らしい性質を、卑下してしまう。自分は駄目な人間だと信じ込む必要はないのです。

自分と向き合える為にはまぁそういった辛い経験が必要ではあるのですが、ただ闇雲に自分を傷つけ続けるというのは自分にとっても貴方を信じて助けてくれる人にもあまり良くない状況だと言えます。

必ず世界には貴方の良さに気がついて手を差し伸べてくれる人がいるのです。貴方という存在を認め、許容し、お互いに愛情を確かめ合い、共に進んでいける、そんな場所というのは必ず用意されています。
目の前の視野が狭くなればなるほど周りが見えなくなる、そこの場所が全てだと信じてしまう。

特に学校や職場という組織体ではどうしても世界がここにしかないと錯覚してしまうものです。
鬱憤とした重い空気の中で窒息し、深い霧の中ではあたりを見わたす余裕も持てずに、ただ只管霧が晴れるのも待ち続けてしまう。ですが紛れもなく貴方という存在がその霧を取り払わない限り、ずっとその霧は立ち込めているだけなのです。

目の前には大きな扉が用意されています。既に鍵は空いており扉まで腕を伸ばせば届く距離にあります。
貴方の腕を引っ張りそれを阻止しようとするものも存在します。ですがその扉を開け放ちその向こうにある気持ちの良い空気と青空を見ることが出来るのは、あなたしか出来ません。誰もその扉を開いてはくれないのです。

扉を開け凄まじい空気が立ち込めて
その風の強さに戸惑い、貴方の身体が吹き飛ばされそうになった時に、必ず貴方の腕を掴みしっかりと支えてくれるものがいるはずなのです。
貴方が一向に腕を伸ばさなければ、永遠にその腕は伸びては来ないのです。

そして最後に言いたいことは

決して貴方は一人ではないという事
この地球、この日本、またこの県、この街、この地域、この場所が全てではないあなたがここに存在しているのならば、地球の裏側にも人が存在しているということ。
貴方が常に消耗している時間にも、常に扉の向こうで待ち続けている存在がいる。その存在の為に、今貴方の自由を奪い、自信を奪う存在の無数に伸びる腕を振り払い、自由と自信を取り戻せる行動を持てるのは貴方なのです。


そして世界は広い
とてつもなく広い
貴方が知らないだけではっと驚くものなんて山程あるのです。時に感動し、時に魂を揺さぶられ、そのスケールに驚かされる事でしょう。貴方が心を折って閉ざしてしまう前にその景色だけでも眺めて欲しいと僕は願うのです。


空から眺めれば人などちっぽけです
宇宙から見れば地球などちっぽけです
ただ一人一人存在というのは小さくはないのです
何故ならば世界に一つしかない存在だから
貴方という存在は世界に一つだけ、誰も貴方の代わりにはなれない。なりようがない。


ならば自分を自由にしてあげる事です

それが最大の喜びであり、貴方の可能性なのですよ

戦わなくてもいい逃げてもいい
ただ目の前の扉を開ける事に逃げてはいけない
その選択を放棄してはいけない、その自信を捨ててはいけない。


それが本当の意味での逃げてはいけないなのです。


世界に一人だけの自分を
あなたはどれだけ信じる事ができますか?
世界一貴方は自分を愛せていますか?
今は出来ていなくても大丈夫。

いくらでも変える事は可能だから
僕たちはその為に産まれてきた
焦らずに少しずつ軌道修正出来ていくと良いですね!

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